12月13日の金曜日、相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、アメリカ株は全部マイナス、特にラッセルは気になる動きで、数日前から当サイトでも書いている通り弱そうに見えます。戻しも悪かった。
ナスダックは強さを見せていますね、前日の上げの幅と今回の下げの幅を考えれば、やはりトレンドとしては強さを見せていると思います。先物は上昇中で、ブロードコムの嬉しい決算発表が影響していると思います。持ち株の先物がマチマチなのも含め、半導体買い。
日経は半導体指数と化す225が期待でしたが、金曜日は比較的下げた。それでも下では買われていたし、大きくはファーストリテイリングの下げですからね。アドバンテストなどはしっかり、ここもトレンド的には他と比べ強い。
ドル円もトレンド転換中で円安へ。金利は警戒ですが、トレンドは強さそうというか調整、下げが落ち着いたと見た方が良さそう。ただし来週は中銀ウィークでFOMCや日銀会合、これらが最後のイベント、ボスのように存在します。
そこへ向けての動きか、出来高も個別で見ると落ち着いてきました。おそらく優秀な機関投資家は休みに入っているし、AI投資・自動取引は入っているでしょうが、参加者は減っているのかなと。この時期アルアルですね。
前から記載してますが、日経225も少しタイミングが早かったですが基本昨年と似た動きに見えます。トレンド転換のような動きから、それが下値サポートに変化。まさに書いてきたとおりの展開に今はなっています。あくまでも現状ですけどね、これは大型イベントで強制的にトレンドが変化する可能性はアリ。
メジャーsqもアメリカは控えるので軽視は不可。つまり、逆に言えばそこである程度トレンドは決まり、大きなイベントは終了です。祝日が増える分、リスク回避の事前売りなどが一応はあり得ますが、範囲は限定的と考えています。
では、その中銀ウィークですが、個人的予想はアメリカ利下げの日銀現状維持。日銀に関しては、自分の最大の注目は今後に関してどの程度触れるか。おそらく、現状維持でも場中は最終的に大きな動きはなくして、終了後の植田総裁の会見に注目が集まる展開を予想します。仮に安心買いで大きく動けば、売りたくなる気持ちも前回を考えるとありますね。
ドル円は現在153円を突破、155円は何度も意識されており、今回もテクニカル的には軽視はされない。という事は、相場の性質上その前から売り買いが意識されるので154.3あたりで迎える印象。これでも結構楽観的な目安で、実際は154を超えるのも緊張走りそうですが。
株もそうですが、ビッグイベント前の極端な値動きは事実で大幅に戻す可能性があるので好きではない。株価も多少下げて挑む方が好きですね。この辺りの考え方を頭に入れつつ、この相場についていきたい。