5月24日のアメリカ相場と、25日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは-0.77%でナスダックは-0.61%で終了。日経225は+0.39%でマザーズは-1.22%で終えました。
まぁね、もう振り返りの必要があるのかという相場ですが、終わってみれば最強エヌビディア。前回の決算から、この2回は特にガイダンス意識されると書いてきましたが、これがエヌビディアが予想を大幅に上回る強気見通しで爆上げ。
AIブームを引っ張りますよと言わんばかりで、この規模の会社で20%を超える時間外の上昇、もう止まらないぜと。こうなると、日本にいれた資金も一部回収でしょうかね、日経はあまり強くないです。
日経はこの決算を受けて半導体爆上げ。東京エレクトロン、レーザーテック、アドバンテストなど。特にアドバンテストは凄かったですね、16%以上上げてましたか、自分たちの決算より動いてそうで影響力えぐい。
日経225がプラスなのはこのおかげで、マイナス銘柄の方が多かった相場で、分かりやすいけん引の仕方。確かレーザーテックとアドバンテストだけで190円近い上昇を与えたとか、この2社だけでプラスじゃないかと。
アメリカはどう考えてもナスダック上げるでしょうが、そのなかでもマザーズはしっかり下落。これは辛いですね、ちょっと下値も切り下げてしまった感じ。ギリギリ髭にしたのでまだ決定的ではないものの、保ち合いからの下へという動きは避けたいところ。
という事で、振り返ることはないなと。この日に限って言えば、全体的に弱かったですが、AIブームをさらに長引かせる結果となる決算を大企業が見せたという事実。以前も下落相場の中、強かったのは半導体だったという事で、歴史はやっぱり繰り返しますね。
ただ歴史は良いことばかりではないので、悪い点も忘れてはいけないと。今の相場、明るい材料だけではないので。材料ある半導体などは持ちつつも、突然の梯子ハズシには気を付け、欲を出しすぎず自身の投資スタイルで行いましょう。