9月最初の日経と、8月最後のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず金曜日は雇用統計があるので、結構意識されていますね。今週は雇用関連ウィークという事で、ドル円なども動いていますが、円高でした。
金利がね、今週は上値が重くナスダックなどにはプラスでしたが、それでも雇用統計は意識されていました。新規失業保険申請件数が思いのほか少なく、もしかすると雇用統計は悪い数字が出ないかもしれないという危機感はあるのかなと。
ナスダックは一応プラスですが、かなり限定的。ダウは0.48%の下げで、これは個人的には思ったより売られたなと。50日移動平均線以上の銘柄数ですが、S&P500とナスダックともに減り、ナスダックは4割を再度割りました。
ただし、毎日この数字が大きく変わっているのを見るに、多くの銘柄が50日線前後で動いているというのが予想できます。キッカケあれば上に行き、良い相場になりそうな状態にあると。もちろん、逆の場合はかなり下げそうとも言えますが。
日経225は強く、他の指数も終わってみれば悪くない週でしたね。続伸続くし、まんべんなく上がっているのが強い相場の証。これまでの半導体が、とか一部、とかがないので悪くないでしょう。マザーズは苦しいのは苦しいですが、トレンドは上ですので。
金曜の半導体はアメリカの$AVGOの影響でしょうか。決算で引け後マイナス4%以上、まぁこの銘柄は昨日3%以上上げていたので、このレベルではあまり深刻さも無いですが。やはり半導体は、エヌビディアが凄いだけという自分の予想が当たっていたような。
というのも、素晴らしい上昇はAI関連ですよね。ブロードコムの今回の決算でガイダンスが弱いのは、携帯事業だったので。ただし、これはアップル同様次のiPhone次第ですからね、大きく下げる理由にはもしかするとならないかも。期待分の下げは覚悟ですがね。
今後についてですが、まずは雇用統計を見て見なければ。ただ、よほど強い数字でなければ、織り込んで次に株価は進んであげるかなと思っています。仮に金曜アメリカ下げても、それは連休に備えた動きかもしれませんしね。月曜の日経は出来高注意、薄商いでも仕方ないので、そこは慌てなくていいでしょう。やはり金利、この動きに注目です。