8月最後の日経と30日のアメリカ市場を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。30日のアメリカ株はこれまた堅調、上昇トレンドを見せつつ淡々と上げていますね。後ほど書きますが、金利の動きを考えると納得です。
今週は雇用関連ウィークですが、JOLTからのADP雇用、木曜は新規失業保険申請件数でラスト金曜に雇用統計、経済の強さを表す1つと見る材料が出てきます。
さて、この2日間で雇用は少し弱くなっているのが分かります。もちろん金曜で大きく判断変わる可能性はありますが、それに反応して長期金利などが低下。自分の使うツールでは、ついに下落トレンド入りしました。一応下げそうな動きも、チャートだけ見ると、まだ下のラインは抜けませんが。
それと比較すると、ドル円は耐えている印象。まだまだ円安トレンド継続で、ある程度下がらないと、反転はしないだろうというのが現状です。アメリカ経済が多少弱くなっても、円を買う理由が無いというところかな。
ただし、現在はあまりドル円に左右されていない日経。アメリカ株の上げに素直についていっているので、極端なドル円の動きがなければ、気にはしていない印象です。
31日の上昇にて、唯一上昇トレンドに入っていなかった225もついにトレンド転換。これで3指数ともに上を目指す環境に入ったという事で、落ちなければ良いなと。TOPIXは非常にきれいで、チャートも強い印象です。
これだけ上昇するので、ウォッチリスト銘柄も増えてますね。今の時点で21銘柄という事で、日米ともに増え始めている所。金利もそうですが、今日の日経を見る限り、出来高も増えています。昨日今日で個別も出来高増が増えている印象、市場に資金が入ってますね。
ついにバカンス明けというところでしょうか、このタイミングで株にいい材料が出始めているのは、少し上手くいきすぎて怖いですが、素直に乗れるところは乗ろうと。
ただしまだ終わっていないので、金曜の雇用統計までは油断せずですね。また、極端なアップダウンのある株もボラが激しく避けたいところ。投資したらすぐ、一気に落とされるのは回避したいですから。個人的には、まだ本格上昇は9月後半からだと思います。