1月12日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.64%の上げ、ナスダックは0.64%の上げとなりました。ビックリするのが変動率が全く同じという珍しい事態。まぁ意味はないですがw
日経は0.01%の変動なので1日かけて行って戻ってでしたね、重要指数発表前に動けないよと言う形でした。特に今は為替の影響が強すぎるので、どう考えても動く指数の発表前に売り買いは非常に難しい局面でした。
記事更新が遅くなったので13日の日経も振り返りますが1.25%の下落、これは弱いように見えますが7.95%の下落となったファーストリテイリング、ユニクロの影響が強いですね。中国関連が弱く、これは良品計画に似ていますね。
さて、CPIですがタイトル通り予想通りの数字ばかりで流出が疑われるレベルではと思ってしまいました。雇用は結構違ったのに不思議ですね、そして市場としては期待よりは低かったと。それまでのムードからは先物が下へ行ったりしました。
しかし終わってみればプラスで終了、買う理由探しの方が強い印象ですね。また、そうは言ってもインフレは改善していると判断されましたかね。こうなると、重要なのは決算の数字となりそうです。
次々に判断材料が変わる忙しい相場ですが、いい決算の会社が買われるというのは多くの場合で同じこと。それで上がるなら、まだ救いのある相場なので、今回も同じかどうかは、様子見したいですね。
ドル円は円高方向へ一直線、130円を完全に超えると128円台で推移しています。指数の発表で完全にブレイクしましたね、アメリカが上昇でも日経が弱いのは完全に為替の影響でしょう。
利上げ幅の縮小と同時に、今度は日本の利上げが想定される相場。当然円が買われ、銀行株は期待上げで上昇中。それでも、セブン含め好決算は素直に買われていますし、救いのある相場ではあります。問題は、その後の動きがすぐに弱くならないかですね。
マザーズは当然今苦しい局面。お金を借りて成長を目指す会社は特に厳しい評価をされるでしょうから、よほど理由が無ければ投資する理由は今はないでしょうね。利上げ局面中のアメリカ株を見返して、強かったセクターなどは注目すると良いかもしれません。
とにもかくにも決算期なので、最大のポイントになると思います。ただし来週は日銀の発表もあるので、日本株は要警戒でしょう。値ごろ感からの投資は少し厳し目に判断、ストップロスなど設定し、リスク管理は徹底しましょう!