10月25日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも下落ですね、ナスダックは2.43%と1日で考えるとかなりの売りです。
結局1つは金利ですよね、数日下げて一気の戻し、この波の荒さが恐怖となって襲ってくると。恐怖といえばVIX指数ですが、また20に回復ですね。ボラが激しく、フルポジションの人には相当嫌な展開でしょう。お金がある人は、買いタイミングを淡々と待つ相場と。
50日移動平均線以上の銘柄数が当然減っており、15を切っているので、まぁ続けばすぐに1桁になるかなと。アルファベットのような会社でも10%近い下げ、リーダー厳しければ他も厳しいだろうと。
大手がこけて指数も大ダメージですが、なにやらメタも決算は厳しい目という印象。アフターは下落、これも指数への影響は大きいので、儲かるのはナスダック売りの人でしょう。
それから半導体にもダメージ、AMDやエヌビディアも5%前後の下げですね。スクリーニングの結果、強いて言えば非耐久消費財がセクターとしては多く上げていたかなと。ただし、ほとんどがかなり低い水準にある株価ですが。つまり買戻し程度ですね。
上がれば売る、これが短期的に行われている印象で、方向感はない。むしろ下への圧が強いですかね、トレンドは下です。決算で変わればと思いつつも、正直変わりそうにないし、後は環境として金利次第。
決算はAmazonやアップル次第ですね、エヌビディアは少し先なので。ここで変われなければ、このトレンドはもう少し続くでしょうから、慌てて投資する意味もなし。最低でも現金5~6割程度は持っておきたいですね。
ドル円は金利高で150円を余裕で突破、簡単に介入も出来ない環境ですから、どこまで行くのか、そして介入のような動きがどこで出るか、これを見ましょう。
とはいえ、株も為替も金利の動きに最注目、指標発表などに一喜一憂する相場は続きそうですから、この辺りを見つつトレード判断ですね。順張りなら、今投資先が無くても焦る必要は全くないでしょう♪