11月24日の日米株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ナスダック以外は上昇して終えました。まぁ難しい1日で、特にアメリカは祝日での取引で、下手に手を出す環境でもなかったでしょう。
祝日からの短縮取引で、出来高を見ても相当枯れています。上に行くも下に行くも市場参加者が少なく、方向感を決めるものではないですね。12月に向けた少し調整の動きだと思います。日本はフルで取引でしたが、まぁ大きくは動かない。
という事で、週足ベースでも出来高はかなり限定的で、個人的にはうれしい調整の1週間。残念ながら、今週もダウやS&P500は調整とは言えませんでしたが、ナスダックは比較的調整のような小動き。
エヌビディアの決算後、中国懸念やハードルの高さから若干売られ、それらが指数に影響していますね。半導体が少し停滞すると、日本も同じですが小動きになりがち。
日本も指数は調整の1週間で、動きとしてはある程度タイトでしたかね。もう1週間、つまり来週も似た動きを期待しますが、もしかするともう少し下げる可能性があります。高値を淡々と上げていくには、理由が足りないかなと。去年は似た感じですね。
ブラックフライデーはアメリカも売り上げが上々だったようです。物価高が安定してしまっているので、これだけ安いセールになれば買い物欲はあるなと。サイバーマンデーも知れ渡ってきました、この時期はとにかく売りたいのが特徴。
で、終わればクリスマスという事で、回りまわって相場上昇に貢献してくれればなと。ただ、基本は株を売ってお金を作ることもあるので、そう簡単ではないでしょうがねw
さて、年末ラリーは勝率高いといわれますが、一方で弱いチャートの株は少し気を付けたい。年末調整で弱い株から損切りされ、さらに下げるケースがあるからです。上昇中はある程度持ち、弱い株から売るのがセオリーなので、本当に注意は必要。これ以上下げようがないというのは、あくまで予測なのでずっと持つのは避けたい。もちろん、買い増せるだけの余裕資金などがあるなら別ですが。
とりあえず、金曜日の出来高減少は予想通りなので問題なし。ドル円も少し安定しており、ここから大きく相場が動く材料はあまりないでしょう。新たな燃料が出てくるかだけ注意ですね。例えば争いなど。
金利が落ち着くとハイテクも上がるし、日本でいえばグロースもチャートよくなってきているので、多少戻すのではないかと思っています。出来高は落ちるので様子見しつつ、ブレイクした銘柄中心に取引したいですね。