12月4日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも下落して終了。特に目立つ材料もない中で、売りが優勢というのは、年末に向けての確定売りが多く残っているのかなと思います。
また、11月が例年以上に強い動きを見せたことで、アノマリーが少しずれた可能性もありますね。もちろん、12月前半は基本的に強くないので、慌てるほどではないですが。クリスマスラリーは本当にラストなので、そこへ向けてステップとしての売りかなと。
高値圏での動きは変わらずですが、エヌビディアは少し売られてますね。決算後も芳しくないし、また在庫問題も出始めている様子。もともと、人工知能ブームの期待上げでしたから、現実見ればすぐに数字で表れるものではないと。また、会社の人が売却しているのは大きいはず。内部が売って外部が買う、短期的には内部の方が強い。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これは大きな増減なし。やはり強い銘柄が大きく上げていた影響もあり、減少速度は限られています。乖離が酷かったといえばいいでしょうか、落ち着いを取り戻すための相場ですね。
週足できれいになったナスダックが売られてますが、崩れるほどではない印象。QQQで見ますが、個人的には379ドルくらいまでは、許容しています。378ドル割って終えるのは、本当に歓迎しないので、反発してくれれば。
可能性としては、今週も終わってみれば小動きという結果もありえますね。その場合は歓迎なので、言ってしまえば先ほど書いた水準まで落ち切ってこなければ問題なしと。調整が少し長くなっただけですね。
ミネルヴィニ氏がポストしていたように、いったんは過熱感からの冷ましが必要で、プルバックは頭に入れつつです。ここでハッキリと、銘柄選びもされるのでは。何でも買いからの選択になると思うので、注意しつつ。
やはり現状は、打診買いが優先ですね。まだトレンドが出来たわけではないとみるので、そうなった時に向けた仕込みのタイミングでしょう。ブレイクすれば、あとは乗るだけなので。メジャーSQもあるのでね、リスク管理はしっかりしつつ、相場を見ていきましょう♪