12月5日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも下落でしたね。TOPIXがマシで、225とグロースの順に悪かったです。特にグロースは2%以上なので、つらいところですが、まだトレンドがあるだけ良いのかなと。
225は調整からの下落方向へ進む、現状嫌な流れです。もちろん、下にブレイクしたとは思わないので、トレンドは出ていないと思います。つまり、待っていた動きになったものの、まだ調整の保ち合いの可能性ありというところ。
TOPIXも似た印象ですが、225との違いである半導体やファストリの寄与度が低い分、下げ幅が小さかったと思います。本当にね、半導体はエヌビディアの値動きが鈍い影響を受けまくりです。
メジャーSQに向けて早くから動いている可能性もあります。機関投資家などはもうお休みに向けて動いているでしょうから、この時期にぎりぎりの取引はしないだろうと。
アメリカも似ていますが、ここにきて食品などが上がっているように、日本でも小売りや食品、これらが堅調な印象。レストランなどは、円安による調達コストが少しは助かるので、円高で買われるかもしれません。円高恩恵銘柄で、出遅れている企業は買われる印象はあります。
高値圏で動いていた企業も今日は売られた印象で、自分の持ち株も比較的下げました。利確と損切りが同時に起こっている、いかにも年末調整という動きがみられるので、楽観視できる環境ではないです。まぁ指数がブレイクしていないので、楽観視してはいけないです。
早とちりは相場では危険で、フライングは成功すれば大きいですが、投資をする上では、待つ精神力の強さも重要だと思います。ブレイクを待つ、少しでも勝率が上がりそうだと感じたところから徐々に入っていくのが、長い目で見れば生き残れると思います。
一発当てた人よりも、資金管理を徹底している人の方が、数は多いと思います。成長株投資のミネルヴィニ氏なども、実は超ディフェンス力高い人ですからね、損切りなどの設定もしっかりされていますし。
少なくても、ほったらかし投資なんてエヌビディアのような素晴らしい銘柄を当てられればうまくいきますが、この数多くの中から、ビシッと当てられるかは正直難しいです。だから分散して資金を調整するのですが。バフェット氏も、実は超アグレッシブな投資家なので、ほったらかしなんて正直あり得ないです。
新制度で参加者増えそうですが、個別株をやるうえでは寝たきり投資はありえないと思っていいでしょう。あり得るなら、インデックスの積み立てなどですね、環境に振り回されにくいのが最善ですが。それ以外はハッキリ言って厳しいです。
ニーサ始まったら買われそうな企業に投資するというのはアリですが、確認してからの動きを見てはいるのも実はありです。本当に、慌てた時が一番後悔する損を出しやすいので、注意しつつ投資しましょう。ましてや今は難しい段階にいるのでね、まずは打診買いから始めましょう。限られた損なら、精神的には一番損切りしやすいですよ♪