12月5日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ナスダックのみ上昇で終えました。一部といってもいいでしょう、指数が上げた割には値上がり銘柄数は少ないです。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これは両方とも減少しているので、やはり個別でみると全体的には弱いと。では、指数の上げの要因は何か。それがアップルやテスラ、エヌビディアの上昇ですね。
今回はアップルに注目しますが、まさに指数でこれまで書いてきたような値動きになっていました。2週続けて小動き、調整状態からこの日出来高それなりに増やして株価ブレイク。ブレイクとしては値幅が少し小さいですが、チャート的にはとてもきれい。
アップルは相場を引っ張る企業ですから、ここが先んじて調整からブレイクすれば、投資家もそれなりに強気になるだろうと思います。エヌビディアやテスラは、正直まだ上のトレンドとは見えません。下げてましたからね。
ナスダックのチャートに戻ると、今のところは小動きであり、このままなら3週続けての小動きとなります。かなりタイトな動きであり、ブレイクした時の動きは比較的はっきりしたトレンドを見せる可能性があります。上に行けば、その時は乗っておきたいですね。
指数よりも先に動いたアップルの動きが、今後どうなるかは絶対に注目で、それは投資しているかどうかは関係なく、見た方がいいと思います。
金利は淡々と下がっており、本当に利下げまで考え出している動きかなと思います。実際にするかどうかは考えられませんが、動きはそうなっています。比較すると、株の値動きは軟調であり、どちらが当たっているのかは、今後わかるのでは。
ただし、利下げの判断は少し早すぎる気もするので、短期的にでも巻き戻しはありそうですから、注意はしておきたい。明日以降の注目点は当然アップルで、この動きを見て市場がほかの株に対してどう判断するのか。日本は上げましたからね、現地アメリカの反応は気になります。
