12月20日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも下落して終了。まぁ久々の下落ですね、ここまで異常な上がり方を見せていたので、この程度なら調整と見ることはできますが。
ラスト2時間ですね、日本時間で4時から淡々とひたすら下げる株が多数、指数を見ても同じですし、持ち株を見ても同じ、どのセクターも似た動きでとにかく売りだと。同時株安ですね、勢いには差はあれど、似た動きです。
完全なる調整と見てますが、今週はそもそも警戒の週なので納得は出来ます。注目すべきは続くかどうか、買戻しはどの程度出るのか、この点ですね。小型株が上がっていたこともあり、この辺りは下げるときも早い。アップスタートなども激しい値動き、個人に人気のテスラなども比較的売りが大きかったです。
数少ない上昇はアルファベットですが、これも材料ある中でのもので、場中はもう少し上がってましたが、この売りには勝てず。50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これでも8割以上あるので、多くの銘柄がかなり高い位置にいたと思います。改めて当然の下げかと。
前日に当サイトでも紹介した通り、アメリカの指数の過熱感も強かったですね。まさか翌日に動くとは思いませんでしたが、それくらいには目立って強すぎたと。満足売り、年末の調整と見て良いでしょう。慌てる必要もないですが、戻しには注目です。
先物を見る限りは多少の戻しも見られそうですが、個別によってまちまち。機関投資家の戻りは年明け後ですから、その規模の動きは期待できませんが、冷静に見て判断を。何でも売られたら買いをすると大負けしそうですから、市場は過熱していても、自分だけは冷静にチャートを見て判断しましょう。この時期に大負けは嫌ですねw