12月10日の火曜日、相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、指数はアメリカに関してはすべてマイナス。今のところ強く見えるのはナスダックで、ダウやラッセルはすでにプチ調整を見せている印象。
日経も同じですが、すでに1つの傾向を見せる動きでした。それが上昇中の株の売り。例えば$APPが大きく下げましたが、知っている人は多いと思いますが素晴らしい上昇を見せていた企業の1つ。また、最近では仮想通貨とその関連企業。ここも大きく売られました。
テスラなどは耐えていますが、エヌビディアなど半導体の多くは厳しい展開。エヌビディアはましですが、AMDとかはすでに下がっていたがさらに落ちている、日経の半導体に近く、儲けが出ている会社の厳選が見られますね。
さて、確定申告の相場と言えば利確も目立ちますが、ダメな企業も売られます。損だしですね、利益から損失を出して税金対策をする、損切りを有意義に使う方法の1つですが、これが年末には見られます、1つ警戒で。
今待っているのは出来高の落ち着き、また企業によってはボラの安定。11月から上げてきた株も多いですからね、入れ替えか1つのトレンドの過熱感の調整は当然の流れとしてみます。問題は、大枠のトレンドが壊れないか、ナスダックは繰り返しですが耐えている印象。
日経は問題なし、強くないですが弱くもないという評価。エックスなどでも紹介した38900円ラインを割らなければ、225は耐えてくれると思いますし、昨年と似た展開での推移と言える。
過度な強気は、正直禁物ですがそれなりに株は買えると思います。ドル円はイベントまで安定、株が大きく下がれば円高の可能性ありと見ます。ダウは厳しそうですがラッセルが耐えられるか、そしてナスダックは落ちなければ良いなと見ています。支えている銘柄もいくつかあるので、買いが強いか売りが強いか。現状は利確売りに見えますけどね。