1月29日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、TOPIXと225が上昇、グロースのみ下落でした。なかなか小型株には辛い状況が続きますが、全体的には上がっているので悪くない。
トヨタ系列で不正がまた報道され、下落も見られました。このセクターは少しマイナス材料増えてますね、様子見ようかなという動きが出てもおかしくはないですが、一方でダイハツの時を見ると、結局はトヨタもその後上がり、下げれば買いだという人も増えそうです。
今週は決算が主役ですが、アメリカではFOMCがあり油断できず。決算で言えばアメリカのビッグテックがほぼ全てそろうと。アップルやアルファベット、マイクロソフトやアマゾンなどなど、またそれ以外にも半導体のAMDなどもあります。
いい方向へ行けば嬉しいですが、インテルなど含め必ずしも期待に応えてくれるわけでもないので、注意は必須。日本も決算ありますが、今週はどうしてもアメリカが主役ですね。あとはFOMC、これは金利とその流れでドル円の動きに警戒。円高に強くいけば、日本株に売りが出る可能性はあります。今の日経、正直海外投資家が多いですからね。
日本人は売り越しだったらしく、まさに日本株を海外が買い、日本人はアメリカを買っているという、隣の芝生は青く見える現象。アメリカだって、経済強いですが不安がないわけではないのですがね、良い部分を見ての判断かなと。
個人的には、まだ日本株はバブルではないかなと。日本人がそもそも売り越しているのでね。この人たちが戻ってきて一斉に買い直したところがバブルになる可能性はありますが、否定派がいるうちは大きな問題にならず。
現在はウォッチリストが日本株一気に減ったのですが、これはわかりやすい銘柄入れ替えの環境になっていると思ってみています。個別でも調整の動き、決算前の動きに見えるので、現金をもって次の相場を待つというフェーズ。
まだまだ中国バブルの崩壊、中東の争いの拡大など実はリスクが多く残っているので、アメリカ株の上値が重くなっていることも含めて、カンカンの強気ではないと思いつつ投資行動考えましょう。落ち着き待ちですね。