1月31日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、指数はすべて下げました。VIXもさすがに久しぶりな感じの上げ方を見せましたし、ボラは大きかったですね。
前から書いている通り、あまりにも市場の利下げ期待が大きすぎるのが原因の1つと思います。今回は3月の利下げはないというような内容ですが、それでも年6回予想とかプロがしてますからね。仮にそうなれば、それを織り込むなら株は下落だろうと。なぜなら、それほどの回数が必要なほど、景気が悪くなるという事ですから。
利上げ停止期間があまりにも短くなるので、それが問題かなと思います。ただ、決算を見る限り、意外と期待より悪いなとは実は思っています。それから、やはりお決まりの今後の数字を見て判断という事は変わりなしと。
下落した株価ですが、実は金利もそれほど動きませんでした。むしろ下落ですよね、金利低下からの株価下げ、これが1月最後の値動きです。どちらが評価されるのか、方向を見たいところですが、株に関しては木曜のアップルやアマゾン、メタの決算ですね。
これに関しては、警戒されて当然と見ます。むしろそっちの方が良い。AMDやマイクロソフト、アルファベットなど期待が大きすぎての下落が市場に影響与えたので。事前に警戒されれば、多少はハードルも落ちるもの。健全な上げ方を好みます。
最後に50日移動平均線以上の銘柄数ですが、当然減少。それも今週は結構な勢いですね。ナスダックは一気に5割まで減りました。前日は6割、つまり今回のイベントで1割更に減ったと。ここで反発できるか、結局このビックテックの決算は市場の方向を決める結果になる可能性が高いです。
もちろん、個別の決算も重要ですので、変な憶測などで強気になったりは禁物。どんな環境でも、リスク管理の徹底は最重要。油断せずに、この実は難しい2月相場を乗り越えましょう♪