2月6日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、指数はグロースのみ上げて終えました。ただし、前場のスタートを考えると、日経ももう少し落ちそうな印象がありましたが、むしろ耐えたなと。
TOPIXはトヨタの決算が影響ありましたね。これが好決算により上昇しました。この企業にとっては、ここまで嫌な材料がいくつもありました。主に子会社ですが、不正検査など影響を受けるものが多かったです。その結果株価も上下が少し激しくなっていました。
が、蓋を開けてみれば良い数字を発表し、終値でも過去最高値を更新。しっかりと販売もこなしての最高値ですから、そこまでバブル感もないですね。EVが過大に評価されている感も出る中でのこの結果、少し相場も落ち着くかもしれません。
アメリカでも実はフォードが決算を出していますが、良い数字はハイブリッドであり、EVはそれなりの苦戦を感じさせました。もちろん株は未来に投資するのですが、その結果がいつ出るか、最初は評価されますが、時間がかかると評価も変わります。
テスラの株価下落を含め、今は電気自動車に対して少し相場関係者の資金が減っている印象です。特にPERが高くなっているテスラなどは、そろそろ新たな材料が必要でしょう。現状そこからの資金がトヨタなどに帰る可能性もあると思います。結局、一番売れている車ですからね。
ただし円安の恩恵もあるのは事実。今トヨタに投資した人も、あるタイミングで次のステップへの意識は出るでしょうから、同社のこれからの発表に注目ですね。やはり日本を引っ張る企業の1つです。
その他はエヌビディアの上昇を評価して半導体関連も上げています。これらが上がっても指数は下げという事で、多くの銘柄はこの日下げています。アメリカも似てますが、本当に一部で指数に影響を与えているので、あまり個人の成績と、指数の成績がリンクしない可能性はあります。
ハッキリ言って、相場全体の強さはそこまで感じません。できることは、限られた在労あるセクター関連株を見つけ、投資しておきついていくこと。これが難しく感じる場合は、より簡単な相場になるのを待つのもあり。無理に投資する必要はないです、焦りは最大のリスク、キャッシュがあっても慌てずに相場が綺麗になるのを待ってみてもいいでしょう♪
