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【5/15日米株】CPIを通過!インフレ懸念が少し後退

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5月15日の水曜日は日経が少し弱かったですね。問題はCPIで、これを考えると中々最後まで上昇とは行かず。前半は良かったものの、結果的には前日比で動きなし、グロースは上がった以上に下げてまだ残念な相場となっています。まだ掘るかと。

米株は順調で、ナスダックは高値更新、他の指数も残り少し。そんな中でのCPIでしたが、やはり強い数字ではありませんでした。その結果株価は上げて、ドル円は円高方向。注目度の割には現在動いていない感じですが、中身も見ると仕方ないか。

CPIを見る限りは、利上げもないが、すぐに利下げが行われる必要もないかなという微妙な結果でしょうか。インフレはまだ問題として残っており、一方で利上げが必要なほど強くもない。事実確認の安心の株買い、インフレへの心配や期待でのドル買いポジションの解消と言えそうですね。

結局、ある程度のスパンで見れば日本は利上げでアメリカは利下げ待ち。これは今のところ変わらないでしょう、そう考えると日本のグロースが投資されにくいのは仕方ない。ある程度大きくても、利益のない会社は辛い、成長期待の株は買われにくそう。

また、その点で言えば多少円高も想定しておく。ニトリは大きく下げてましたが、神戸物産など含め円安に苦しんだ企業はまた見直しが期待できるかも。ファストリも基本は円高で恩恵ですね。銀行系は円安で利益ですが、利上げなら別の点で利益は出そう。現状は美味しいポジションかもしれません。

という事で、ドル円の想定レートは見ておきたい。決算で発表されるので、見通し含め確認しておくといいでしょう。UFJの場合は、円安のこれ以上の進行はあまり考えていないような見通しだったと思います。その部分で、ガイダンスが保守的に見えるのは仕方ないでしょう。トヨタなども同様ですかね、為替見通しは本当に難しい局面です。

CPIはあまり転換点になる数字にはならなかった印象。株は安心の買いでとりあえず円高、というかドルをとりあえず売っておくと。まぁ金利が大きく上がる理由にもなりませんでしたからね、無難に通過、こういうところです。

こうなると、指数の条件2つ目もクリアできる可能性が高まったので、来週からの短期投資の復活は確率が上がりました。今はウォッチリスト作りのみですが、まだ条件のよさそうな銘柄は少なく、リストはほぼ空。中長期目線の保有割合を少し増やす可能性ありというところです。まだ強気ではない、上値が軽くなるかどうか、見たいですね。

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