10月29日は、かなり重要な1日でしたね。FOMCを消化しつつ3大企業の決算も迎えるスケジュール、マジで辛いね。まずパウエル議長が12月の利下げが決定的かのように考える市場にメスを入れてました。むしろそれ以外を考えているというような言い方で。つまり現状維持です。
今回の利下げは想定通りなので、サプライズはマイナス方向でしたが、最後は多少買われて終了。エヌビディアが史上初の5兆ドル企業達成なるも、少しだけ嫌なチャートに、立て直せるかがカギ、状況次第ではポストした通り利確狙いだったので、今日の値動き次第。
ドル円は日銀の利上げがない判断で154円へ、この流れが速い。厳しいのはドルがかなり落ちているのに、ドル円は150円を割る事すら試しもしない。その素振りくらいは欲しかったはず、これに日銀というか、財務省等はどう動くか。口でどうにかなりそうなら、動くかも。一気に155円行きそうですからね。
この水準だと気軽に米株を買うのも少し個人的には辛いのですが、新規でなく買い増しならアリと思い、多少の押し目は買うようにしたい。
さて、決算ですがマイクロソフトが少し下げ、アルファベットが大きく上げ、メタがちょっとメタメタという感じで、まさに三者三様。マイクロソフトは数字が普通に良いが、インパクトも薄く資金の回収に少し疑いというか不安があるかの動き。
メタは普通に良くないという判断か、単純に投資資金が回収無事にできるかの不安はあると思います、印象で言えばオラクルの今と近いのかも。アルファベットは資金をさらにAIに使うが、同時に今の時点で資金を回収できている数字を発表し、投資金に対する不安が少ないのだと思います。やはり成長こそ正義。
個人的な事ですが、ポストしたように自分もこの3社を月曜まで保有していて、一度全て利確してました。その中で火曜のプチ調整で少しアルファベットのみ買い戻し挑んでいましたが、結果的には良かった。マイクロソフトも下げているけど、悪くないはず。
オラクルを少し持っているので理解してますが、今市場は多額の投資資金に対する不安が少し出ています。目立つのがオラクルですが、メタも実は全力で勝負はかなりしているので、多少回収フェーズ、もしくは可能性を見せないと上値重いかもしれません。
エヌビディアはいわばツルハシですが、金が出なければやめてしまうので、この辺りが成果を出せないと、半導体まで苦しくなるでしょう、その点ではアルファベットがバランスよくやってますし、マイクロソフトもバランスよく戦っている印象。結構背水の陣くらいでメタは挑んでいると思うので、その点で買戻ししませんでした。
まだ今後決算アップルやアマゾンもあるので、それらも含めて判断したいですが、半導体以外も盛り上がると良いですね。というか、それらは必須なので、AI半導体を活かした企業の成長が見られるか、期待しましょう。