今年の日本ダービーを制し、世代最強の称号を得たロジャーバローズ号が、本日屈腱炎により現役生活を引退することを発表しました。今後は種牡馬として、新たなスタートをするそうで、まずは無事を祈りたいところですね。
スピードを活かす競馬で、逃げて粘るレースが魅力だった馬ですが、こういう馬は個人的にケガとの戦いな気がします。凱旋門賞挑戦を明言していた馬で、期待もあったのでこの決定は少し残念。
しかし、父はディープインパクトということで、その血を残すためにも必要な決定であったと思います。また、考えさせられるのが浜中騎手へのダービープレゼント。これが全てであったと思えますね。
ツイッターなど、多くのファンも書いていますが浜中騎手にダービージョッキーの称号をプレゼントするための馬だったかもと。そう思わせる何かが、今年のダービーにはありましたね。
人気薄でのダービー制覇、それも前で競馬し、後ろには人気馬がいる中での決着でした。注目度も高かったレースで、波乱を起こしたことで記憶に残るものになったでしょう。ディープファンにもたまりませんね。
種牡馬入りという事で、少し残念ですがディープの血をさらに広めるため、大事なお仕事がまだまだあります。まずは果たせなかった海外挑戦を、ロジャーバローズの子供たちで。そしてディープの無念を晴らすため凱旋門賞へ。
競馬は血のスポーツ、そしてロマンがあります。今後も、ロジャーバローズに期待することは多くあり、長生きすることを願うばかりです。
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