エナジードリンクを好きな方、もしくは今気になっていて効果があるかどうか気になっているという方。これを読んでいるあなたは、おそらくどちらかに当てはまるのでしょう。本当にエナジードリンクは効果あるのか。
いきなり残念ですが、ハッキリ言えば翼を授けるような効果、仕事を一気にこなす元気になるような効果はほとんどあり得ないと書かなければなりません。
一部の人はお金の無駄とも言っているようですが、あながち大げさでもないと思います。今回は少しだけ解説しようかなと思います。僕も医者ではないですからねw
カフェインで覚醒効果がありそうだが
実際に、多くのエナジードリンクにはカフェインが含まれており、これが目の覚める効果を与えてくれると考えられます。それは事実で、コーヒーが有名ですよね。ですがエナジードリンク程度のカフェインでは、そこまで大きな効果は感じられない。
最近、飲みすぎて亡くなってしまった方のニュースを見ましたが、効果を感じられないから多く飲んでいるんですよね。つまり、人によりますが効果はあまり大きくないという事。
もしあなたが、眠気覚ましに手を出そうとしているのなら、素直にコーヒーを飲むことをオススメします。純粋にコーヒーの方がカフェインも多く、眠気覚ましの効果が期待できますからね。
ただし当然、コーヒーも多く摂取すると中毒になりますので注意です。
エナジードリンクの意外な事実とは
先にマイナスな意見を書いてしまいましたが、そもそもエナジードリンクは栄養ドリンクではないんですね。ここは本当に覚えておいた方がいいポイント。
もっと言えば、分類上はリンゴやオレンジのジュース、コーラと言った清涼飲料水というカテゴリーに属します。この事実を知る人は意外といないでしょうね。
つまり、医薬品のような扱いをしている人もいますが全く違いますよってことです。過度な効果に期待する人は忘れてはいけません。これを象徴するのが「翼を授ける」というフレーズ。
医薬品ではないため、飲んだらどうなるのかをハッキリとは明言できないのです。少し怖くもなる事実ですね。
海外と日本では違う事も多い
ちなみに、この流れで説明しますが日本と海外では成分が異なることがあります。合成タウリンという成分ですが、アメリカ含む海外では使われるのですが、日本では含まれていません。
理由は簡単で、これを含めると医薬品という扱いに日本ではなってしまい、厚生労働省からのチェックが必要になります。清涼飲料水として発売されるのは、これを含んでいないからなんですね。
ですから、海外では効果のあることも日本ではないこともあります。気になる人は、ぜひ何が含まれているのか携帯などで調べてみましょう。自分の口に入れるものですから、確認は大切ですよ。
若い時には避けるのがベター
今回最も伝えたかったことですが、特に20代前半までは可能な限り摂取しないことをオススメします。というのも海外では実験が行われており、そこではいくつかの副作用が確認されているからです。
少し例を挙げると、心拍数が上がる・不眠症や下痢など。地味に感じる方もいるでしょうが、体への害は確実に現実としてあるという事です。そもそも日本でも人が亡くなっていますしね。
そのような影響を与える商品を、若い時に利用するのはおススメできません。そして海外でもすでに動きがあり、一部のお店などではアルコールと同様子供への提供を禁止、年齢制限を設けるところもあるようです。
日本では清涼飲料水扱いですからね。ここまでの規制は行わないと思いますが自分で考えて利用しましょう。
エナジードリンクがオススメな人は
ここまでマイナスなので、最後はプラスの意見を書いておきましょう。どういう人がオススメできるのか。まずは効果を完全に信じて利用すること。ノンアルコールでも、知らなきゃ人は酔うことが出来ます。
これと同じで、飲めば力が出てくると思いこんでいれば、効果のない物でもそれを感じることが出来ちゃうこともあります。そういう人には効果のある飲み物でしょう。
また、味付けが好きという人もいるでしょう。飲みすぎが危険なだけで、1日1缶から2缶なら大きな問題はないという事です。ただし毎日はやはり危険ですので、依存症にならぬよう気をつけて。
反対にこの2点以外の人には、あまりお勧めできません。1度飲んでみて、効果を感じないなら素直に別の飲み物で生活しましょう。無理に飲む必要のない物だと考えてイイと思いますよ♪