投資の神様ウォーレン・バフェット氏ですが、日本の五大商社株を購入したニュースは一気に広まりました。僕もこのサイト内で1度記載しているので、合わせて見てもらえれば楽しめるでしょう。
今回のテーマはマネするのはありかどうか。あくまでも投資は自己責任ですし、最後はご自身の判断で。そういう意味では、単にマネするだけでは危険という事も分かるかと思います。
投資の神様に続けるか
確かに、優れた人のまねをすることは大事かもしれません。学ぶという言葉も、真似るから来ている通り、昔から重要だとされています。ですが、そこで考えを止めてしまっては勿体ないですね。
何も考えずマネるのではなく、何故今回同氏は商社株を購入したのか。これらを考えることによって、知識が付くだけではなく、今後誰よりも先に自分の力で儲けを出すことが出来るようになるはずです。
では今回、なぜ商社を購入したのか。あくまでも推測ですが書いていこうと思います。
割安価格と高配当に期待
日本の商社は長年、あまり好まれない銘柄となっていました。その理由の1つにコングロマリットであることが挙げられます。要は複数の事業を行っている企業という事です。つまり、適正価格が判断しにくいとされる。
なので思うように株価も伸びず、放置される傾向にあったんです。実際に、この報道がされる前には多くの商社がPBRで1割を切っていました。つまり、数字の上ではお買い得銘柄であると。
それなのに、長年放置されるほど判断が難しい業種であるといえるのです。バフェット氏は日本の商社をコモディティとしてみているようです。最近になって金鉱山を購入したのもその流れでしょう。
日本の商社は世界の商社ランキングトップ5を独占しており、さらにお買い得となれば買うしかなかったのです。加えて高配当であることでも知られるので、同氏が得意な長期保有にも適しているわけです。
マネだけでなく参考にして次へ
バフェット氏が購入したことですぐに株価も上昇しましたね。みんなが知ってから行動するのでは遅い。手遅れではないものの、折角なら自分の考えで周りよりも先に動くことが出来ればどうでしょうか。
バフェット氏の狙いはコモディティですね。これをヒントに、今後どういった流れに世界が変わっていくのかを予測してみる。そして、その社会で必要とされるものや企業がどういったものであるかをイメージする。
それに合った会社を見つけた時、初めてその投資は大成功する可能性が出てくるんです。なのでまずは自分の力で考える。単にマネするだけでは、今後も少しの利益をリスクをもって挑むことになりますよ。
・真似をするだけではもったいない
・理由を自分で考えることで、今後自分から動くことが出来るようになる