6月27日の金曜日、相場振り返りと今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、戦争のリスクも緩和してか今週は株価が爆戻し中ですね。エヌビディアも150ドルを超えて推移、テスラはロボタクシー後に事実売りのような形で売られていますが、全体は堅調。
ネットフリックスやブロードコム、クラウドストライクなどの大手ハイテクも堅調でナスダックはどんどん上を目指す1週間に。まぁ原油が落ち着けば、安心して株を買いに来ているのかなと思います。
さて、まだアメリカは金曜相場残ってますが、材料なければ大きな下げはないのかなと。トランプ大統領なので、下手な発言がいつ出るかは警戒ですが、もう関税ショックのレベルの調整は今は考えにくい。ただ株価が上がると強気になる人なので、一応頭には入れておきたい。
マイクロンの決算後の動きは軟調も、資料などからみられるAI関連の今後の見通し、半導体などの未来は明るそうで買われています。マイクロン自体は、事前の期待があまりにも大きく、先にチャートが上がりすぎたので、その調整売りと判断していいでしょう。正直売りの材料はチャート以外にないですね。
日本は特に225が半導体指数見たいなものですから、これも当然上昇。今日はリーダーのアドバンテストがマイクロンのような理由で調整下げ、その分と言えばいいのか、東京エレクトロンやディスコなどが上昇しています。そうなれば、225は特に強いですね。
40000円越えで引けまして、1週間でかなり回復した形に。偏りのある指数ですからね、結局半導体が上がれば、そのスピードは速く見えるでしょう。ファストリもこの日は上げてますしね、そりゃあ落ちないよと。
落ちたのはグロースですが、年初来からの比較で言えば納得の調整。先に回復して上げていたのがグロースなので、利確して上がりそうな大型半導体、この流れが理解できていれば、まぁ慌てる必要もないのかなと。
トランプさん、結局自動車関税も先送りで、実際にはまだあまり事が進んでいない印象です。戦争も終わってないですからね、ここで株価上昇をどやってきたら、何とも不思議な気持ちになりそうですが、下手な発言だけはやめてほしいですね、ただのノイズになるので。
利下げ期待になる次のFRB議長探しも発言出てますから、進展あれば株や為替に影響ですね。円高もこれが原因だと思うので、劇場は常に警戒。多少の現金は常に持っておきたいですね。油断した瞬間に負けるのがトランプ相場、利確損切のプランは頭に入れて行いましょうね。

