3月がもうすぐ終わろうとしていますが、株価復活しませんね。例年は3月といえば上げの相場、それが過去例がないほどの急激な上昇を見せた長期金利。その影響でマーケットは恐る恐る行動しているように見えます。
勿論それは間違った事ではないでしょう。なぜならそれまでの株価は、急激な金利上昇を織り込んでいなかったからです。1年や2年先を見据えて投資は行われている。この間に予期せぬことが起こる時、その時初めて株価は大きく動きます。
実は、決算後に株価が大きく動くのはこれが理由です。数年先の未来を見据え株価が決まっているとはいえ、実際にその企業がいい決算を出せるかどうか、そこは想像でしかありません。そして、想像でマーケットは大きく動かない。
なので、いい意味でも悪い意味でも、決算後は株価が動きやすいんです。いい決算とは市場の予想を上回る数字を出したもの、つまり想定をいい意味で超えてきたものですね。だから株価は上がるんです。
こういった事で株価は動くので、4月になればどうなるか。もう、ある程度の金利の動きは織り込まれているんですよね。つまり、さらに想像を超える動きがなければ、株価への影響も小さくなっていくんです。
だから今現在の下げ相場はそう長くは続かないという事です。もちろん、パウエル議長などが重要な発言をしない限りはですが。
なので、今の下げ相場ですが終わってみれば買い場だったと思う時は高確率できます。それはコロナショックの時に体験できましたよね。アメリカは過去こうした局面に何度もぶつかり、何度も乗り越えてきました。これはバフェットさんが好きな言い回しですね。
2月の後半から荒れ始め、3月いっぱいまで影響は受けた。しかしその波も穏やかになりつつある。5月や6月に喜べるように今動きましょう。少なくても、決算のいい素晴らしい企業くらいはリストアップしておいて損はないでしょうね♪