WBSが夜の10時からに変わったというのは、個人的に大きなニュースの1つでした。なぜなら、裏番組に報道ステーションがあるからです。もちろん、そんなことは理解したうえでの変更でしょうし、僕としては早い時間になって感謝ですが。
初回となった29日の放送ですが、孫正義氏がゲストで登場。1兆を超える赤字から過去最高益となった舞台裏や、日本と世界について語っていました。この感想を簡単にですが記事にしようと思います。
韓国のアマゾンと言われる企業が上場したことで、約3兆円の利益が出たという事で、これは大きな話題になりましたよね。また、今回の放送で日本にも進出する可能性について話していました。
それから、やはり気になったのは赤字からの最高益ですよ。確かにコロナショックからの株価はかなりの上昇を見せました。ただ金額の大きさが違うので驚きますが、周りの声よりも自分を信じている芯の強さは、投資している身としては忘れちゃいけないなと。
メディアでは相当騒がれましたからね、このままで大丈夫かソフトバンクとか。で、あっという間に評価は変わってしまったわけですが。ソフトバンクはまだ上場していない企業に多く投資しています。
金の卵と会見の映像が使われていましたが、その点についても言及が。海外の企業に多く投資しているという事で、視聴者からの質問に日本に投資しないのかというものがありました。
で、気になる答えが「日本は新たな技術において遅れている」というもの。ソフトバンクの投資対象には人工知能などの先端技術を研究開発する企業も多くあります。その多くがアメリカ、次いで中国の企業だと。日本は3社ほどと話していましたね。
日本政府に対して支援が必要とも話していましたが、やはり大きなプロジェクトになるので1つの企業や、新たな企業だけでは厳しいと。もっと新たな人材の誕生を増やせる環境づくりが必要と。そういった内容でしたね。
よく目にするのが、孫さんは海外ばかりに投資して、日本の企業のくせにどうなんだ。みたいな意見がありますね。しかし、今や一般の日本に住む投資家たちも海外へ投資してますよね、簡単に可能になりましたし。
環境が変わったことで、よりリアルな評価が下されていると思います。つまり、日本に住んでいる人たちがそれでも、アメリカの方が利益が出せそうと。素晴らしい新たな成長があると、その可能性を信じているという事。
なので、多額の投資をし、常に先の未来を考えている孫氏が海外に投資するのは必然だと思います。なんで日本に投資しないのか、冷静に考えれば答えは分かります。日本は焦る必要があるぞと、行動が示してくれてます。