10月3日のアメリカ市場を振り返りつつ今後について簡単に書いていきます。まずはアメリカの振り返りですが、ダウは2.66%の上昇、ナスダックは2.27%の上昇となりました。数字を見ると素晴らしい反発でしたね。
この日はテスラが8%を超す酷い下げとなり、時間外から嫌な雰囲気はありましたが関係なく上昇。テスラの影響力を考えると、それでいてこの数字は非常に優秀と考えることが出来、9月下げた銘柄を中心に上昇しました。
景気後退に関する材料が出れば買われる印象で、この日も発表がありそれを受けて上昇、個人的には少し怖く感じるものの、雇用者に関するデータなどでもマイナス材料は買いとされているので株価は上げました。
要はインフレに対する考えですね、利上げが株式市場は怖いのでCPIなどでショックを何度か受けていますし、FOMCの利上げ発表で下げてきたので、それが緩むことに関するデータは歓迎されています。
VIX指数は30.09で終了、1日でかなり下げましたね、すぐに投資したいという数字ではないものの、やはり先週30以上で陰線終了、ここ最近の傾向を見ると下げて不思議無い動き方なので、歓迎としましたが予想通りスタートから良い動きをしました。
もちろん、1日の動きで一喜一憂するのは危険だし、それを避けるために週足トレードを行うと決意したので手放しで喜びませんが、ここまでは悪くない動き。今週末までこの傾向なら、そこで初めて投資して見ようと思うわけです。
ただし心配な点は当然あり、ここまで決算はボロボロです。大きい会社だと結構発表後に下げる動き、決算意外でも発表される数字が悪いですよね。アップルやテスラ含め数字が悪く、消費マインドに変化は感じるので、必需品以外は注意が必要です。値上げが大きすぎますね。
もし金利が下がるようであれば、この決算の悪い中だと若い会社の方が素晴らしい数字を発表するかもしれません。グロースの中で強い数字が出せる企業があれば注目したいなと思っています。皆が悪い中で目立つ可能性があれば、そこはかなり投資されると思うので、ピンチはチャンス、コロナの時ほどではないですが、似た動きが出る可能性はあると思いますね。
決算ギャンブルは今回非常に危険だと思うので、やはり避けるべきでしょう。やるとしても打診買いの範疇で、無理せずロスカットを入れておく。これが出来れば、どのような相場でも投資は出来ると思うので、ミネルヴィニ氏のように守備力高くいきましょう♪