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9月相場が終了!ミネルヴィニ氏に学ぶ投資におけるディフェンスの大事さ

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9月30日のアメリカ相場が終了し、厳しいと言われる9月相場が終了しました。ダウは1.71%の下落、ナスダックは1.51%の下落となり、年初来安値を更新して終えています。ナスダックは6月悪かったので目立たないですが、ダウは余裕の安値です。

その割にはVIXが上がらなかった印象。最後は31.61で終了し、前日よりも下がりました。ツイートしましたが、ようやく最低条件の30以上での終了、これは株価の上昇につながる動きで、ここから反発する可能性があります。VIXが陰線で引けたのも材料としては良さそう。

決算が始まってますが、フェデックスやカーマックス、ナイキやカーニバルクルーズなどなど、発表後に弱い動きが続いています。日本の株にも自動車など影響しており、全く軽視できない状況です。

また、アップルなどは14の販売が弱いなど、決算前から残念な材料だけが飛んでおり厳しい環境にあります。ヘルスケアが個別を見ると一部上昇しているのは、やっぱり最低限必要とされるからでしょう。一般消費財などは買われるかもしれませんね。

ウォッチリストに入れている $DINO $SWAV はチャート良い形で終えてますね、VIXがこういう状況でなければ、引け間際に投資していたと思います。が、こういう状態ですので今回は見るだけでパスしました。先導株になる可能性はあるので、注目はしたい。

さて、ミネルヴィニ氏をタイトルに入れたのでそのお話を。同氏の本は何冊か読んでますが、注目したいのはリスク管理。特に今のような環境で力を発揮しますが、損切などに対する考えは注目する必要があります。

成長株投資、年間幾つも投資するという事で、アクティブな印象がありますが、実はディフェンス力が非常に高い。例えば、含み益が出た場合の動きが面白いです。13%程上昇した段階で、ストップロスを投資した金額に設定しなおしたりします。

つまり、その後決算などで下がる展開に変わった場合でも、最初の投資金は返ってくるわけです。勝てない投資家程、上昇は続く、損切はしたくないと考えるようです。同氏が素晴らしい成績を出すのは、マイナスの幅がプラスに比べ小さいからです。

平均リターンがプラス5%程しかない投資家が、損切を10%で行っていれば、それは勝つのが難しいと思いますよね。しかし、分かっていてもそうしてしまっている人が多いのが現実だと本で書かれています。

損切は確かに痛いですが、引き伸ばしすぎると、ダメージが大きくなり、また損切が精神的に難しくなっていきます。可能なうちに、ダメージの少ない内に逃げておく。これを意識すると負けた時のダメージが少なくなり、また新たなチャンスに出会える可能性が上がります。

損な株を持ち続けると時間的なロスも発生するのでね。資金が限られている人はほとんどなので、そういう意味でも、ストップロスは設定しておきましょう。まずは自分の平均的なリターンを調べ、最低でもその半分ほどでは切れると良いですね。

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