5月3日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.8%の下げ、ナスダックは0.46%の下落で終了。FOMCですね、これがあったと考えれば動きは小さく見えますが。
金利は予想通りの0.25利上げで停止についても今後可能性ありと言及。銀行の破綻については、失敗したこともあるという発言がありました。まぁインフレは一時的発言の時もそうですが、終わってから毎回反省されるので、仕方ないとはいえ材料としては。
しかしここで弱気になればインフレの再燃もあるし、そうなればただの一部の企業が犠牲になっただけとなるので、中途半端だけは避けたいはず。利下げについては考えていないような感じなので、まだ救いかなと。
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ドル円も落ち着いてますが、サプライズを続ける原油価格。70切りましたからね、現在69前後という事で一気に減産サプライズの上げを消しました。
決算で動く企業はありますが、下げの方が目立つ印象ですね。スターバックスは今回悪くないものの、以前から書いている重要な要素、ガイダンスがかなり弱気で売り。AMDなどもそうですが、今後の見通しは結構弱気ですね。
それを表すのも雇用で、失業者数も底を打ち増え始めているので、これは以前書いた下落相場の入り口のイメージ。この辺りは露骨に出るでしょうね、ハイテクだけなら良かったのに、マクドナルドや金融街、地銀は当然ですがドンドン連鎖してきています。
この日の上昇はヘルスケアやバイオが多かった感じ。この辺が上がる時というのは、例えば過去ではリーマンショック中の事で、このように経済が不安定な時。市場参加者は現在をこのように考えていると思って良いでしょう。
一部銘柄、例えばHUBSあたりは今日の決算から良いブレイクアウトもあると思いますが、これらは本当に現在一部なので、そこに資金を入れるかどうか。個人的にはアリですが、欲張らずに利益出れば少しずつとっていくなど、欲との戦いに勝ってくださいと言いたいです。