11月8日火曜日のアメリカ相場と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは1.02%の上昇、ナスダックは0.49%の上げとなりました。さすが選挙アノマリーですね、ここまでは少しずつですが上昇です。
今回の注目点は、共和党が強いのは分かっているので民主党がどの程度守れるのかという点でしょう。共和党と言えばエネルギー関連株の動きが分かりやすく気になるところ。ここまでの上昇も、環境だけなく選挙の予測も加味して上げてきた印象もありますね。
火曜日のエネルギー関連はそこまで強くなかったですが、ここ最近のXLEの動きを見ると、やはり強いなという印象。スクリーニングで確認しても、ほとんどがエネルギーセクターで、後はヘルスケアがいくつかと、もうそれ以外が少しという感じ。市場をリードしてますね。
これは今年を代表する動きと考えてイイでしょう。3か月程度でしょうかね、調整の動きもありましたがその後回復してさらに上昇。原油価格がピーク時よりも下がっている中での動きなので強いなと。
選挙はある程度予定通りでサプライズは大きなものは無さそう。そうなるとCPIの発表に注目が集まるでしょうか。今年は本当に何度も影響を受けているので、今回も心配ではありますが、VIXは少し上げていますね。警戒感は多少あるものの、まだ高すぎることも無いです。
火曜日の日経も上昇、アメリカ通りの動きですね。水曜日の前場は少しの下げで、軽い調整の動きにも感じますし、決算の影響もあるのかなと。任天堂など大きな会社の動きもあるので、仕方ないでしょう。
ドル円は結構動いており、145.5円ほどになっています。少し円高方向ですかね、巨大企業の悪い情報がいくつか出ており、またインフレもそろそろ収まりを見せるだろうという思惑はあるのかなと思います。
さて今後ですが、CPIの発表が待ち受けているので大きな動きはそこまでないのかなと。決算ギャンブルに近いCPIギャンブルというのはありそうですが、値動きはありそう。ドル円なんかは特にですよね、無風というのは今年あまり無いように感じます。
しっかり確認してから動いても遅すぎることは無いでしょうから、大惨事になるよりは少しの利益は見逃す感じで。頭から尻尾までを狙うとリスクが思いのほか跳ね上がるので、慌てずゆっくり狙っていきましょう。リスク管理はしっかりです!