3月2日の日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日経は0.06%の下げ、マザーズが0.49%の上げで終了しました。小動きですね、マザーズは少し上げましたが、最近は下げの方が目立つので弱い中での反発という印象。
アメリカ含め、金利上昇が起こっているので、株価的には歓迎材料が少ない状況になっています。ナスダックが年初の好調さから弱さを見せているので、マザーズも連れ安。今日は一つ上げましたが、続いていくかは難しいところ。
雇用に関してアメリカで発表があるので、前日のアメリカからの発言内容的にも賃金は注目されるでしょう。そこが落ち着けば、日本も株価には反映されると思います。が、今度は円高でパターンが変わる可能性も、今年を見るとありますが。
日銀の動きは警戒感ありますね、そろそろ緊張が少し緩みそうなので、サプライズ好きな日銀が元気よく何か発表があっても怖いなと思います。3月ですからね、ここか4月は元々何かあるのではと言われているので、忘れないように。
ツイートしましたが、この日は久々にチタニウムが反発。下げ続きの大阪チタニウムが12%以上の上昇、やはりロシアの影響が続いているので、材料費が上がるという報道は出た模様。ここまで上がるかとは思いましたが、下げ続けた影響もありそう。
小売や素材、医薬品は上げたようですね、その他では商社など。下げは電力ガスが少し目立ちますが、やはり指数が小動きなので、当然全体的に大きな動きは無いですね。個別で差があるとは思いますが、市場はフラット。
鉄鋼非鉄、商社などはチャートも良いですね。小売りも大きな動きはないものの、弱くはない動きでしっかり。銀行は上昇続いた分の調整にしか見えず、落ち着くのを待ちたいという感じがチャートからは見られます。
銀行除く金融も悪くなく、このあたりは大きな崩れが無いので安心して取引されていそう。情報通信や、電力ガスは苦しい印象ですね。それ以外は特別良くもなく悪くも無いという印象です。
日本は良い言い方すれば安定している感じ。チャートを見ても特に週足で見ていますが綺麗な感じになっています。大きな上昇も無いですが、準備は出来ている感じがするので、キッカケ1つか2つあればブレイクする可能性も十分あり。
もちろん、これは下に一気に行くこともあるので、リスク管理はしっかり。今年の後半は上がるという予測も結構あるので、ここまでの動きはそれに向かっている印象を受けています。