2024年のアメリカ株は波乱のスタート。アップルの格付けがダウングレードされるところから始まり、連日の下げでした。ではチャート的に一方的な下落につながるかと言えば、それについては少し迷うところですね。全て売られれば大幅な弱気ですが、そうでもないと。
では、下げた銘柄は何かといえば、まずはマグニフィセントセブンで荒野の7人ですね、時価総額トップの7銘柄ですが彼らが失速。アップルだけでなく半導体も売られましたが、共通は去年大きく上げてきたリーダー的銘柄。冷静に見れば利確ですよね、年末調整を持ち越したもの。
1月中盤までは売られやすいのもアノマリー的には同じなので、焦る必要はないです。一方で、エックスにて投稿しましたが利益の出ているものは、それを一部守る投資行動も行いました。損に変わる前に売っておく、これも大事です。
では日本株はどうでしょうか。まず最初に、新年のスタートから暗い話題でした。巨大地震ですね、不幸中の幸いか、巨大な津波の発生はなく、街が飲み込まれる事は回避されました。多くの日本人は、あの津波の怖さを見ているし、その点でだけ言えばホッとしたはず。
とはいえ、火事による被害や、この寒い時期の停電なども発生し、2日には輸送時のトラブルも発生し、そこでも死者が出てしまいました。自粛ムードも出ていましたが、それはやめてほしいという声も被災地の方からも出ていたようで、少しずつ復興も含め明るくなっていければなと思います。
相場に関しては、津波の警報が弱くなった段階で先物も反応していましたし、ドル円は円安へ向かいました。アメリカの金利が上がった影響もありますし、復興などで早期緩和の撤廃は出来ないという判断もされているという話。これは憶測なので難しいですが、米金利の上昇は影響でしょう。
アメリカ株同様にハイテクが売られる展開、225のみマイナスですが、ファーストリテイリングや半導体が下げた影響のみで、実は値上がり銘柄数の方が多い相場でした。自分はマイナスばかりでしたけどねw
つまり、ここでも一部資金の流れが変わったと言えそう。週足の巨大陰線に騙されて船株を買えなかったことは、今後の成長代と考えています。残念でした。
自分がフォローしている海外の上手な個人投資家さんたちも、今は資金を多めにして調整からの綺麗な上昇を待っている人が多いです。自分も今はキャッシュが45%以上はあるので大丈夫かなと。日本株は、NISA期待の銘柄が買われたそうですが、見てみると納得は出来ますね。
市場全体としては、細かいところで資金の流れが変わっている。次の上昇に備える動きもあるというところで、今キャッシュが多い人もあせる必要はないと言えます。ポストした通りSPYも最低限耐えている印象ですからね。上昇幅に対しての下落幅を見たいところ、次の相場に向けた行動をしましょう♪