12月28日の日米株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、225は窓埋めの下げ、グロースは伸びています。アメリカ株は小動きで、利確と打診買いが見られる相場かなと思っています。
特別材料も出ないうえに、大きなお金が市場に流れていないのでこの結果ですね。出来高を見ましょう、かなり落ち着いている銘柄が多くを占めると思います。焦る必要はなく、これは当然の動きで、去年も同じです。
米株の50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これも8割後半をキープ、多くのチャートが強い動きを保ったままと判断できます。日本の場合はグロース強い、完全なる出遅れですからね、チャートも以前から紹介しているようにきれいで、素晴らしいブレイクを見せています。
この日の個人的最大の注目はドル円でした。この相場環境で大きく円高へ向かいました、今は最終的に下ヒゲで終えましたが140円を割るかもしれないところまで一気に行きました。まぁその後の戻しも一気でしたが、少し下のトレンドラインを割った印象です。
現在は今年の下値ラインを割ったところで推移、上を抜けなければ、エックスでも書いたように過去のトレンドラインを潰していく相場になるかもです。トレンド的にはどのみち円高でしたから、想定外ではないですが、ここでこの動きは少し強かったなと思います。
どこかの企業がポジション解消したのでしょうかね、イベントがあった気はしないので、そんな風に考えがちですが。これに反応して日経先物も動いてましたが、落ち着いたことでこれも最後には戻ったと。まだドル円相場ですね、そろそろ落ち着いてほしいですが。
その他には特に面白い材料はないですね。この時期はイベントも少ないので、良い値動きでここからブレイクしたら面白いかもというような銘柄に打診買いをする、もしくは急伸した銘柄を利確するくらいしかやることないですね。
今すべきは次の相場を考える。特に今年はこれだけ上げて終えたので、アノマリー的にも売られがちな1月中盤を頭に入れつつです。1月13日には台湾の選挙もあるので、影響は多少受けるでしょうし。強欲な環境でも出口はしっかり、リスク管理の徹底をしていきましょう!