2月13日ですが、少し相場があわただしいことになっています。これを書いている今、CPIの発表を受けて株価が下げています。もちろん、大崩れというほどではないですが、ここ最近の過熱感は少し冷えるかなと。
今注目はどの程度買いが入るかで、そのセクターなども確認したいですね。金利が大きく上げているので、円安ですがアメリカのハイテク下がれば、実は日経も今は苦しくなると思います。
13日の日経がまさに象徴で、1000円以上上げましたが半分以上はまさかの2銘柄。東京エレクトロンとソフトバンクグループですね。アームの上昇で上げているのと、好決算プラス半導体で強かったと。
エヌビディアが落ち着くと、当然225は特に影響を受けるでしょう。利下げ観測が落ち着くと、株価も落ち着きさがる可能性も出てきます。ただし、過去の相場を見ると、一番上がりやすいのも今のような利下げするかどうかの言い合いのタイミングだったりしますが。
今パウエル議長は苦しい状況になりました。物価高は思いのほか落ち着かず、それでも利上げすれば金融にさらにダメージを与えると。すでに商業用不動産は苦しく、日本のあおぞら銀行も含め影響出ています。かといって、無視も出来ずソフトランディングのシナリオも後退しそう。
アメリカの様子も伺う日銀も行動がしにくくなりますね。すでに利上げについては積極的ではないような発言もあり、今回の発表で円安をどうコントロールするのか、気になるところ。150円を超えたので、正直最近のラインではサポートないですよね。
もちろん、日銀の様子を見ながらのトレードはされるでしょうが、これは放置すれば円安進み生活は苦しくなる可能性あり。自然に物価も上がるので、どこかのタイミングで利上げが出てくる必要はあるでしょう。
今考えられるのは、とりあえず小型株は厳しいですね。これが短期かどうかは難しいですが、素直に考えて金利の上げが強烈だったのでグロースやラッセルは少し苦境になるでしょう。ラッセルは良さそうに動いていたので、また調整のし直しかなと。
これで日米ともにウォッチリスト銘柄も変化するでしょう。最近は相場についていくのがやっとで、本来の投資ルールで入ることも難しかったので、次のステージで入れればなと思います。やはり焦る必要はなかったという事で、まずは13日のアメリカ株の最終的な動きも見つつ、判断したいですね。ふるい落としにはなりそうです。