4月最初の相場は、かなりの緊張でした。月曜から恐ろしい指数の発表で、個人的にもこれは油断していました、正直な話雇用統計かパウエル発言くらいかなと考えていたので。
そこに入ってきた好景気の話題、金利の一気上げはおそろしい株価下落を誘いました。ただ、タイトルにもある通り愚痴は日本のグロース指数。エックスにてポストしましたが、実は1つポジションは限定的ですが新規で投資しました。久々のグロース、これが失敗でしたね。
まず、少し我慢できずに入ってしまった点。ブレイク後の下げで、妙味ありと判断しました。しかし、やはり小動きを待つことの大切さ、実体の大きい陰線で入るのはリスクあるなと考えさせられました。これは焦りですね、強いて良かった点はリスク管理のルールで、ポジションが小さい事。
結果翌日に半分を損切りすることになり、残念な投資になりました。もちろん、アメリカ次第で上げていた可能性はありますが、失敗からは素直に学びましょう。グロースは弱いです。
既に指数自体も、この日の下げで安値を突破。まったく支えにもならないラインで、次はどの程度下げるのかを、多くの人が注目する展開に。ラッセルの下げが影響ですが、日本なのに米以上に下げる、それも上げていた訳でもないのに、というのが愚痴ですねw
とある本にも書かれていますが、グロース市場は一部の若い企業と、成長に失敗した企業に分かれて存在します。例えばメルカリはプライムに行き、すぐにエニーカラーもプライムへ移動しました。ハッキリ言って、この指数は少なくても長期目線では買われないのです。
そうあると、海外のお金も入りにくく、大手も投資しにくい。まとまった金額が入りにくいので、トップ5以外の銘柄は、基本手を出さない方がよさそうです。カバーなどは良さそうですね。
今後は上場後3~5年以内にプライムなどに移動のない企業が、評価を落とされる気はします。QPSなどが今後移動できるかは、気になるポイントですね。
さて、愚痴は終了し現実を見ると、まずはアメリカの相場が一気に変わりました。今は新規ポジションをそれほど推奨しません。雇用統計前に警戒感が上がり、VIXも15を超えています。まぁ金利の方がインパクト大、JOLTSで少し落ち着くも、大した下げでもないですね。
ある意味では、雇用統計前に上げたことで緊張感が高まり、ハードルが上がってクッションになる可能性も出ましたが。アメリカ経済は強くて株下げ、日経は景気がそれほどで株下げ、印象はアメリカの方が良いですが、株の下落は同じですね。これが難しいポイント。
米株は半導体含めテックが広く調整、細かい動きはありますが、そもそもの値動きが大きかったゆえなので、特にプラスでもない材料。SMCIが理解しやすく、変動率が大きい。落ち着くのを待ちたいですね、今はデイトレなどの遊び場という印象。
その他の小型株などは下げていますが、これは金利高の影響大きい。ただ全体的に出来高は地味に少なく、一方的な売りだったり、参加者が減っているだけという印象もあるのでキッカケ1つかと。ただ、繰り返しですがギャンブルは注意。
4月はアメリカ株の上がりやすい時期ですが、逆に弱い2月に上げたことを考えると特殊な年とも考えられます。強いアノマリーとしては、1月の上昇は非常に大きく、さらに選挙年というのもあって基本は強気。
それでも、全く調整のない相場も過去にないですし、個別でみれば大きく下げる株は必ずあるので、深追いせず、可能な限りはリスク管理を行い冷静に判断しましょう。これは自分に向けても言っているので、変な後悔の出ないような投資をしましょうね♪