1月17日金曜日、相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、アメリカ指数は下げて終えましたが、ナスダック以外は大きくなく、前日の大きな上昇と比較しても強くなっているかなと。ナスダックも2%を超える上昇の後ですから、悪くない。
それに、下げた要因の大きな部分はアップルの4%を超える下落、全体的にこのマイナス要因に他も引っ張られた印象もありますね。エヌビディアなんかも上値重く、ちょっとムードが悪かったな。プラスで前日大きく上げたテスラも3%以上の下げ、これは想定通りかなと。
ビックテックがこれだけ下げたので指数、ナスダック下落は仕方ない。それでも全体的には上げた銘柄もあり、ダウもユナイテッドヘルスが大きく下げた影響を考えると実は一部を除けばプラスだったのではと思います。寄与度大きいのでね。
日経225は興味深い動き、さすがに前場は円高にも影響されて大きな下落。もう、今日も持ってるだけ罰ゲームかと思いましたが。後場はドル円が少し安定して若干円安、日銀関連の報道がリーク入る中、それでも織り込みつつ最後はかなり225も下げ幅を縮小し、昨日の上げ幅レベルで引けました。
日経225は今日で200日emaで下値をサポート、かなりギリギリな印象のサポートですが、まずは今日で見れば耐えたと言えるでしょう。まぁ利上げの幅、実際にするかもわからない中で今回は事前に調整したという意味では、いいエリアなのでは。
今後を考えれば、来週は非常に忙しい。まず月曜日からトランプ氏が大統領就任、そこでスピーチありでしょうから今後の政策予定などが聞こえてくると思います。それによっては金利が上下するでしょうから、見通しと実際の値動きを見ての判断だと思います。
日銀もおそらくはこの結果をある程度考慮しての会合になると思いますから、ある程度全世界の市場に影響あるイベントだと思っていいでしょう。中国も無視はできないはずです。日経や米株で言えば、まず金利の値動きに警戒。
現金はまだある程度保有していて正解だと思います、2割は最低ほしいし堅実なら4~5割程度か。まだ上下する材料が残っているのでボラも出るでしょう。調整はされたので上がる可能性はありますが、オマケで今後決算も控えるので。難しい局面なだけに、焦りは押さえて挑みましょう。