10月20日の日米株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日本3指数アメリカ3指数全て下落ですね。幅で言えば数字は違いますが、まずは全て下げたという点で残念。
共通して言えそうなのは、調整が終えたような動きがあまり見られないという事。強いて言えば、まだTOPIXが悪くない動きには見えますが、強いとも思えないし、アメリカの下げを考えても良い動きはしそうにはないですよね。
そんなアメリカ株ですが、1週間を振り返っても弱いです。希望として、ここ3週間ほどは週足で見ても調整もしていた印象ですが、結果は下落。QQQなどを見ても出来高それなりにあるので、弱気な人、売りたい人はまだ多くいそうですね。
ただし、最低限のラインでは止まったという印象も同時にあるので、極端に弱いという事も現状は無いです。もう少し保ち合いが続くかなというところで、重要企業の決算ですね。方向がある程度決まってしまうのかなと思います。
日経に関しては、225もかなり大きく上下しておりボラのある相場。軽い感じで投資すると、激しい波に巻き込まれそうですから、するにしても覚悟して頭には入れておく。それから、分散もアリですね、金額を3分割程して、少しずつ投資していくのはアリでしょう。
TOPIXは先ほど書いたようにあくまでも調整のような動き、という事で個別で見ても一部は耐えている印象ですね。マザーズは本当に残念、投資している人がいるのかと思ってしまうほどの売り圧力、金利も上げているし余計に買われる材料が乏しいですね。
アメリカの50日移動平均線以上の銘柄数ですが、かなり減ってしまいS&P500もナスダックも15になりました。先週は3割になる場面もありましたが、結局は半減ですね。相当なキッカケが必要そう、もう少し売りたい人もいるでしょうから、調整待ちです。
来週に向けてでいうと、正直あまりやれることは少ないでしょう。大事なのは資金管理で、そこからくる気持ちの余裕が必須。全てこの局面で投資すると、もう売るしかなくなるので相当不利に。資金を意識しつつ、少しずつで問題ないでしょう。日米ともに、基本的には今一方的に上げる局面ではないので。ミネルヴィニ氏が言うように、キャッシュイズキングですかね♪