本日2020年1月9日、日本時間の22時15分からキックオフのサッカーU-23日本代表対サウジアラビアの1戦。この大会は、東京オリンピックの出場に必須なものであるため各チーム本気の状態で来ることは説明不要でしょう。
日本においては、東京五輪という事で開催国で出場確定しているため、問題ないと言えばないのですが。一方で東京五輪前最後の公式戦という位置づけにあるため、各選手にするとアピールの場はかなり少ないことになっています。
本気で勝ちに来る相手に対し、本番を見据えた試合が出来る数少ない場なのです。代表になるのは限られた狭き門、本番で活躍できる選手が現れるか、初戦の相手サウジアラビアは優勝候補の1つ。
そういう意味では、非常に恵まれたと言っていいでしょう。真価がいきなり問われるこの試合、僕が個人的に注目する2名について紹介します。
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注目人物1-食野選手
食野選手は、今大会の日本代表において唯一の海外チームプレイヤーです。メッシーノとも呼ばれる相手を翻弄するドリブル、それを可能にする足元の技術は早くから海外のチームに注目されました。
背番号はサッカーにおいて重要な10番を託され、その能力には監督やチームも信頼しているということでしょう。ゴールも決められるし、非常に頼りになる選手と言えますね。
堂安選手や久保選手がいないため、海外で鍛えた選手が今回は少ないですが、その経験などをチームへいい影響を与えてくれるよう期待しています。サッカーの10番とは、そういった意味でもチームの柱になる人物ということですから。
注目人物2-森保監督
ここまであえて、注目選手と書かなかった理由がわかってもらえたでしょうか。注目すべき人物としたのは、対象が監督であるから。ここまで厳しい意見も多い監督ですが、本番前の最後の公式大会という事で真価が問われるのは監督も同じ。
本番では堂安選手含め、今回のメンバー以上に海外組が呼べるので戦力自体は上がると予想できます。しかし、肝心の監督が悪ければ厳しい戦いに自らしてしまうのと同じ。今大会は、言い訳不要の真剣勝負の場です。
ここまで来て、まだ実験程度にとらえているならば監督の責任と呼ばれても仕方ない。少なくても、多くのファンが期待をもって終われるような試合を組み立てなければならないでしょう。
また、試合中の選手の交代。加えてスタメンなどの選手選びに関しても注目するべきですね。個人的には交代の遅い監督だなという印象が強い。また、上手くハマらないなぁという交代も今まで見ているので、改善されているかどうか。
選ばれし18人になれ!
最後ですが、本番に選ばれるのは数多くいるサッカー選手の中からたった18名のみ。今大会がどれほど重要か、この数字だけでもわかるかと思います。オリンピックは確定してるとか、そんな甘い考えは一切ない。
というよりも、そんな選手は呼ばれないでしょうね。本気で来る相手と戦えるチャンスは少ないですから、アピールの意味も込めてしっかりと選手には力を出し切ってほしい。
また、個人的に最も注目する監督の指揮。選手選びや交代も含め、本番に少しでも期待できるような試合展開を作り出してほしいですね。「目標は金メダル」ということで、それに見合った試合を見せてほしい。
頑張れ若き日本代表!