コロナウイルスが世界中で拡大し、ついに南極でも感染確認がされたという事ですべての大陸を制覇してしまったと。そんな中、ヨーロッパで深刻な影響を与えているコロナは、これまでの変異種であると言われています。
また、最近になってアフリカで発見されているものもコロナの変異種であり、ヨーロッパのものとも違うという話です。似ている点で言えば、感染力が強化されていると、確かに欧州の感染者数の増加はすさまじいですからね。
仮に変異種の存在が確かであるならば、飛行機等での移動に制限をかけた方がいいと思うのは当然でしょう。韓国ではイギリスとの飛行を制限、停止させているようですし、世界ではそういった動きも今かなり見られています。
さて、わが国日本ではどういった動きを見せているか。発言から読み取るに、今はまだ確かなデータが多く集まっておらず、様子見の状態であるという事がわかるかと思います。これ、4月とか5月の時のような遅さをまたしても感じさせますね。
ここからは僕個人の推測ですが、同じアジアでも対応に遅れが出ている理由について、オリンピックが関係しているとしか思えないのです。今ここで規制緩和をなくし、規制を強めれば開催に影響することは必然。
つまり日本は、オリンピックの開催を一番のテーマにしており、ギリギリまで様子を見ておこうという動きにしか見えないという事。でなければこれだけの対応の差は、単に危機管理能力のなさを広めているようなものです。そこまで考えなしという訳ではないでしょう。
動かない、もしくは動けない理由が必ずある。他の国との違いを考えれば、オリンピックくらいしかないでしょう。迅速に対応するという言葉は最早むなしく、可能な限りまで様子を見るという動きはこれまでと一切変わりなし。
日本の迅速な動きとは、世界と比べて遅いという事を自ら認める発言でしたね。感染力の強化された変異種が日本でも流行してしまうのか、対応できる時にぜひ動いてほしいですね。