3月14日のアメリカ市場を振り返ります。この日はダウとナスダックにかなり大きな差がありました。ダウに関しては値動きほとんどなくプラス1.05ポイント。一方のナスダックはマイナス約2%となりました。
セクター別の動きですが、まずはエネルギー銘柄が売られました。原油始め、コモディティ価格は下げており、その影響を受けていますね。その他では半導体関連やハイテクも売られています。
ここで注目したいのが長期金利ですね。この日は急騰と言っていいでしょうか、6.95%の上昇で一気に2.145まで来ました。ここ数日ポンポン上がっているので、さすがにハイテクは売りが出ますよね。
ナスダック連動のQQQですが、出来高はそこまで大きくないものの、ここ数日では少し大きく、結果からも売りの圧が強かったように思います。復活の兆しはまた遠くなったかもしれません。
反対にダウはそこまで悪い動きではないです。エネルギー関連は下げましたが、他の上昇でカバー。金利上昇で久々に金融が上がったほか、ヘルスケア関連が元気よく上昇。セクターローテーション的にも、ヘルスケアは注目ですね。
後は動きとしては比較すると少し弱いですが、コーラやPGといった一般消費財も堅調に推移。飲食旅行はまだ厳しいですね、買いのタイミングはまだまだ先かなと思います。
3月15日のアメリカ市場について。金利がポンポン上がっているので、ロシア関連は引き続き注視しておくものの、マーケットの関心はFOMC含めアメリカ国内に戻っているのかなと思います。
ドル円の動きはかなり気になりますね、ここまで円安が進むと為替リスクも当然不安になってくるところ。ただ、個人的には投資チャンスがあれば入っていくのが良いのかなと。気にしてタイミング逃し、それで10%越えの株価上昇を黙ってみているのも嫌なので。
チャートの形を見ると、ハイテクなどはまだ厳しいですね。ここから少しずつセットアップしていくのかなと思います。今はヘルスケアがやはり良さそうで、以前から書いている$REGN含め、好調ですよね。
後は確実に利益を出している企業、例えば先ほどのPGやコーラ、この辺りの安定株ですよね。$WMTが上昇しているなど、不景気に備えた投資も見られるので注目したい。
ダウナスダックともに、チャートはまだ厳しいので相場としては難しいです。無理に動くと簡単にやられるので注意したいですね。ハイテク狙いの人は、もう少し先だと思うので、投資欲を押さえるのも、大事かもしれません♪