さて、26日の米国株市場ですが、大注目の決算スタート。マイクロソフトとアルファベットが発表しましたが、どちらも決算ミスという結果でした。が、アフターマーケットではどちらも買われていますね。
26日のダウは0.71%の下落、ナスダックは強めの1.87%の下げという事で、決算とFOMCに向けた不安などが見られました。ウォルマートの下げもあるでしょう。その下げた分、ナスダックはある程度買われる動きがその後見られます。
マイクロソフトとアルファベットは決算ミスですが、成長していないわけではないと。事前に景気後退に備え、新規採用を減らすなど悪い材料が発表されていたのも影響していると思いますが、時間外では買われています。
アルファベットは多額の自社株買いを発表しており、これは素直に評価されると思います。一部から聞こえてきてますが、今が底くらいで、ここからはある程度買われていくというアナリストもいるので、その動きが当たる可能性も見えてきています。
影響力という点では、アップルの決算までは全く油断できませんが。この決算で買われるなら、少しは安心と言えるのではないでしょうか。その他の決算では、当然のようにコカ・コーラがクリアしています。マクドナルドも比較的順調ですね。
27日の日本市場は、現在前場が終了した段階ですが。大きく上昇や下落することは見られず、ここまでの上昇から調整に入っていると思います。FOMC前の最後の取引なので、より慎重になっているかなと思います。後場は利確の動きも予想してますがどうでしょう。
ここまでくれば、FOMC前にあえて勝負する意味は個人的に無いので、ウォッチリスト銘柄を注視しつつ、新たにいい動きをしている銘柄探しという感じですね。決算ギャンブルなどは今は危険、慌てて買いに入るようなことは避けたいと思います。