12月19日のアメリカ株と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.49%の下げ、ナスダックは1.49%の下落と残念な流れが続いていますね。上がる要素なし、かなり悲観的ですが、金利の動きも考えるとナスはキツイ。
アマゾンなどが大きな下げ、アップルも下げてテスラは上がれず、1年を振り返ってもいい相場はほとんどなく、チャートを見るに7月と8月くらいかなと思いますね、この頃はチャートが綺麗になった銘柄も多く見られました、スクリーニングをしても分かります。
ここ最近は寂しいですね、毎日チェックしますが、アメリカ株に関しては5~8銘柄くらいしか上がってきません、それもあまりチャートが綺麗でなかったりして。極端に下げていた銘柄の反発なども多く、買いたい銘柄は本当に少ない。
それは、弱気が多い表れで、ある程度上がるとすぐに回収されるからです。ブレイクアウトが完成しない、しても直ぐに落ちてしまうなど、この傾向が非常に強いです。
一方の日経は下げても耐えていましたが、20日はかなりカオス。ついに来ました利上げですよね、ドル円も大きく下げ、銀行株以外はボロボロ。アメリカほど景気が良かったわけでもなく、賃金は低いまま。賃上げ前に利上げからの増税となれば、企業も個人もかなり苦しい。そんな国に投資してくれるか、非常に悩ましいです。
この状況でニーサを進めても、上手くはいかないでしょうねw総理に関しても、もはやどう支持率を上げるかどうか、見ものですが現実は厳しいでしょう。救いがあるとすれば、円高で苦しんだ企業の回復、これくらいかなと。後は銀行ですが、企業が投資に悲観的になれば仕事減る気もするので、どうでしょうかね。
最後の砦とされた国の利上げで、世界の銀行もカオスに。アメリカと比較すれば利上げの幅は限られていますが、このタイミングもあってサプライズ。嬉しいサプライズは無いので、ガックリしますが、相場とはたいていそういうもの。流れに身を任せましょう。