5月1日のアメリカ株ですが、振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.14%の下げ、ナスダックは0.11%の下げでした。VIXはまだ20以下という低い水準、これをどう見るかは難しいところ。
小動きという事ですが、目立ったのはエヌビディア。これが4%以上の上昇で際立ちました。AMDなどはそれほどなので、一部の半導体といったところでしょうか。AIブームは続いていますね、これ無かったらどうなっていたか、想像すると怖いですが、今はその反動も少し気になるところ。
日本の半導体も似ていますが、業績自体はそれほど良くない印象で、これが決算でどう動くかは不安はありますね。今は将来に対する期待で上げていると思うので、現実を見てどうか、大抵の場合は上手くいきませんが、ここだけは特殊という事でしょうか。
さて、その他は指数通り微妙。S&P500の50日以上の数が少し増えて6割手前まで。これは良い動きで、個別の動きがある程度整っていることを表しています。一方で200日を超えている方が少ないのですが、これは1年間の下げでデッドクロスを組んだ影響かと思います。
その差も少しずつ無くなっているので、全体的な状況としては、22年の下げから動きが落ち着きデッドクロスから同じような位置へ行こう(ゴールデンクロス)としているかもしれません。そうなると良いチャートに個別も多くがなりそうですが、材料で反発は警戒。
ナスダックはまだ弱いですね、50日越えも43%程度、少なくても5割は超えないと投資検討銘柄は増えてきませんし、弱気なため上昇も限定的。今は引っ張る存在が少しあるので、続けるかどうか。正直AI関連が崩れると厳しいのは頭に入れておきたい。
SOXは一応下値ラインに戻れたので、ここからの方向が重要かなと。崩れるほど下げなかったのが幸い、ここから市場を引っ張れるかは、この辺りの指数でも確認したいですね。日本は連休でもアメリカでは重要イベント多数、投資家は完全休養はないですねw