5月4日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.86%の下げ、ナスダックは0.49%の下げで終了。どういうイメージでしょうか、個人的には思ったほどでした。
場中はもう少し下げていましたが、いくらか回復して終了。いよいよアップルの決算という事でしたが、時間外では無事に評価。マイクロソフトの上昇に比べると大人しいですが、安定感という意味では本当に今の相場を支えています。
支えているのはバイオやヘルスケア、公共事業ですね。これらのセクターは不安定な経済の中でも上を目指せるので、避難先の1つとして考えられます。まぁ投資を控えるのもアリですが、どの世界にも我慢できなかったり、仕事上プロはお金を動かさなければならないので。
下手にこれらに乗り続けると、美味しい部分だけ吸われるのでこまめな利確、出来ない人はもう見送るのは手です。自分の場合は、ルールに合わない投資は我慢して見るだけですね。一部長期なら、コカ・コーラなどの安定感は評価すべきでしょうし、マックも凄いですね。
AMDは決算下げからのリバウンド、材料もありマイクロソフトが絡んでいます。AIブームですね、この冷めきった相場の中唯一の光、これ無かったらと思うとぞっとしますが、結局は崩れた時の反動が怖い。
一部しか動いていないという意味では、最近紹介している50日移動平均線以上の銘柄割合。今日も下げましたね、42.5まで下げており、自分の感じだとS&P500では62以上くらいから良い相場かなと。そこまで行くと65を超え、上がる相場になっているように感じます。
4月はこのラインで頭打ちになってしまいました。方向感で少し上に向いたのが、結局はダメで返されたと。ナスダックは36で苦しい状況。SHOPやDDOGなど個別では動いていますが、全体的には整ってませんね。
まぁ慌てなくても、去年の相場では大きく利益を出せた月が約5か月のみだったので、焦らなくて良しと。下手な取引であっという間の損切は痛いので、まずはそれを回避する。メンタルとの戦い、多くのマイナスは、焦りからくる判断ミスが原因のパターンが多いですね。