7月25日のアメリカ相場と26日の日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず最初の印象は小動きですね、今週は重要決算と世界中の金融機関のイベントがある大事な1週間。
これが終わると、8月相場で金融は夏休みムード、安心して一部株売って無理せず休暇に入るという事で、今が一番ピリピリしているかなと思います。決算ギャンブルと金融機関ギャンブルのダブルパンチです。
その激しさは、特に為替を見るとわかりやすいですよね。金利でも良いですが、かなり上下動いています。長期で見ると範囲の中での動きですが、毎日1円2円動くと大変で、特にFOMCと日銀会合は大注目。もっと言えば後者でしょうね、アメリカはある程度予想できるので。
日本がまだ金融緩和で世界を支える必要があるのか、もしくは少し含みを持たせる発言あるか、個人的には今回は何もできないかなと。で、アメリカも今後については指標をチェックして動向注視と言うのではないかなと。そうなると、何とも言えない相場になりそう。
ただし、極端な利上げがなければ、織り込んでいるので株の動きも読みやすいのかなと。ダウも上がっており、ナスダックから一部資金が流れています。これは、利確してもまだ投資する意思が相場にある証拠。で、ある程度上がれば、またナスダックかなと思っています。
相場が大きく動くとすれば、パターンは2つで。1つは想定以上の利上げ。例えば0.5に上がるとか。もしくは、利上げの回数がもっと増えることを示唆する。2回までは予測できますがそれ以上の可能性をはっきりに近い形で示唆すれば、少なからずショックかも。
パターン2つ目は、利下げの示唆。これは正直まだないでしょうが、これがあれば市場は混乱して景気後退を本気で覚悟して株を売るでしょうね。そこまで弱くなったのかと。ただ、まだ指標を見る限りは問題ないので、むしろ利上げの方が強いでしょう。
日経は残念ながらドル円の動きで大きく影響。アメリカ利上げ、日本は緩和継続なら円安方向でしょうから、まだこの相場が続くかなと。一方で、日銀会合で少しでも緩和停止を離せば、市場は大きく受け取るはず。
ただし繰り返しですが、アメリカの指標を見る限りはまだまだ経済強い。様子見たいはずで、今日本に動かれるのはアメリカも嫌でしょうから、もう少し伸ばせと言うのではないでしょうか。もちろん相場にサプライズはつきもの、決めつけずに、行動していきましょう。