7月27日の相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、場中に円安へなっていき、前場と後場では景色が変わりました。ガラッと方向替り、225はプラ転、値上がり銘柄数が値下がりを上回って終了。
金曜日は日銀会合、というところでしたが、先ほど記事を書く前にスクリーニングをしていたところ、深夜2時に終わったのですが驚きのニュース。日経新聞から、日銀会合でYCCの修正案を模索と記事。ドル円が2時からガクッと一気に下げ、日経先物も終わったなと。
アメリカの長期金利もぶわっと上がり、メタの好決算でワクワクだった相場は緊張感を持ち、一部はマイナスへ。世界の銀行である日銀が、ついに動くのか。世界では少ない利上げしていない国という事で、もうハードルは凄いですよねw
この報道について、かなり反応しているというのが気になりますが、やはり考えてみると、この状況で適当な記事を出すのはリスクが高すぎる、つまり相当確信を持って報じられているという思惑でしょう。まぁこれで実際何もなければ、個人的にも裏のお金のにおいを感じますがね、正直操作じゃないかなと。
アメリカでは有名になったニック記者がいますが、それに似ているのかも。つまり、事前に公表しておき、相場の動きなど様子を見ると。介入よりもお金使わないし良いですよねって話です。
ただ日本の話なのに、アメリカ時間で報道が出るのは辛いところですね。日本人寝ているじゃないかと。
アメリカ株は決算で動き、FOMCはほぼ無風というか、予想通りでしたので巻き戻ししましたよね。利上げも予測通りで、一応は様子見という感じで、パウエル議長は、今のところ上手くいっており、予想以上に順調だ、くらいの感じで話してました。
大きな経済クラッシュもなければ、少しずつ落ち着いてきているというところで、いわゆるソフトランディングも可能性はあると、言いたいでしょうね。ただ日銀が報道だけでこの反応、FOMCよりも完全にこれで注目度アップでしょう。
アメリカは半導体が強いですね、日経報道後も比較的良い動きで、あまり関係ないって感じでしたね。ナスダックは全体的に明らかに売られちゃったので、これで何もナシなら、市場の信頼すら失いそうで怖い。ただ、実際に日銀動けば、それはそれで株にはマイナスでしょうが。
やはりチャートは長期金利もまだ強いので、浮かれすぎ注意ですね。このまま引けると上昇トレンド入りですし、一方でドル円は円高。アメリカ株にも向かい風、日経も向かい風で向かうところなしになりそう。
まぁまさに夏枯れ相場。良いよねって事でしょうか。ある程度アメリカ落ち着いたみたいだし、日本もそろそろ利上げ的なことしちゃってよと。世界の株高を支えてきたとも言われる、日銀の政策。その変更は、市場にショックを与える一因にはなる可能性ありです。