12月17日の火曜日、相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは弱くハイテクが強いという印象しかない。強いところに金が集中、仮想通貨やブロードコム、テスラですね。一方でセクターで見ると薬品はかなりボロボロ。
リーダーでもあるイーライリリーが軟調、長期の強気トレンドの調整が起こっている印象で時間が必要。エヌビディアは調整こそ弱いですが、長期トレンドの下値が実は割れてしまいました。一気に落ちるような業績ではないので、おそらく上昇ペースの落ち着きが可能性としてあり得ます。
日経はアメリカの様子見つつ上値重い。とにかく重いですね、トレンドとしては、以前書いたように上を目指す可能性の方が高いと見ますが、怖いのは利上げ、日銀会合でしょう。また、アメリカ利下げでどの程度為替が動くかも判断が難しい、今円安に結構いっているので織り込んでいる感じも個人的には薄い。
米株に戻ると、ナスダックの強さが当然目立つ。ダウはセクター別に比重があるので若干重く、エヌビディアも落ちているので救いがないかなと。ナスダックはブロードコムとテスラ、あまりにも偉大。日本の2244も保有していますが、相当高値ですw
QQQの話ですが、実はこれだけ上がってますが、RSI的には過熱感はそれほど。警戒が必要な水準まで来てもいないし、50日以上の銘柄数も実は5割と少しで弱い銘柄が多くなっている。この辺りは、ラッセルの不調を考えると納得、一部に資金が集まる相場に戻ってます。
先ほどポストしましたが、ラッセルはRSI的に考えるならば、この先物のマイナスを含め、底を探すターンに入る可能性がある水準です。が、やはりFOMCがあるのでそこ次第での値動きにはなりそう。嬉しいのは、イベント前に市場が冷えていることです。ここはナスダックの方が怖いですね、また上げてきた一部銘柄の過熱感も少し怖い。
例えば、株にとって悪くない材料が出ても、テスラを利確して小型に移すなどの資金の流れが一応は予想されます。当然、一緒に続伸パターンもありますが、かなり過熱感は出始めているので。特にブロードコムは連続で上げすぎ感も。
年末に十分な利益になっていると思うので、満足売りは頭に入れつつ。それでもトレンドには素直ならまだ問題ないかなという印象で。個人的にも、売りは3月頭くらいまでは待ちたいですしね。今週終われば出来高は落ち着くので、ポジションの少ない人も慌てずに銘柄選択の時間。昨年の動きに近い銘柄、チャートも多くその後も同じなら、素晴らしい25年のスタートが期待できますよ♪