2月14日のアメリカ株と、15日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、アメリカは良い上昇でしたね。前日がCPIでグサッと来て、反発して終えました。ただし下げた分を回収するような上げでもないのはポイントで。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これはさすがに上昇。もはやラッセルの動きを見れば判断が簡単という事で、中小型株はこの日頑張りました。前日は4%を超える下げなので、十分とは言えませんが、これは決算次第かと。
これでナスダックの50日移動平均線以上の銘柄数も5割に回復。ただ、指数の割には少ない印象ですよね。ビッグテックは比較的強く、このレベルのラインまでそもそも触れてすらいないのが現実。テスラくらいですね。エヌビディアやメタ、アマゾンやネットフリックスなどは当然上です。
日経の方が、もはや一部が引っ張っているでしょうか。今日もアメリカの流れで半導体強く、さくらインターネットなど関連銘柄やセクターが堅調。指数は225がついにバブル時の高値を狙える価格まで来ています。これ、時期的にはエヌビディア次第かもしれません。
最悪のシナリオは、決算前に期待で上げた結果更新、もしくは相当近くまで行き、期待が大きすぎた分で下げて嫌なチャートになるケース。なる確率は高くないとは思いつつも、ある程度は想定しておくべきですね。確実に言えるのは、日米ともにこのエヌビディアが支えになっているという事実です。
自分の今のポジションは、実はあまり投資しておらず、キャッシュも6割以上あるんですよね。損切りとそれ以上に利益確定を細かくしており、高値をそこまで追ってもいないと。また、なかなか押し目らしい押し目もなく、やはり値下がり銘柄数の方がむしろ多い今日の日経のような動きだと、難しいですよね。
仮にバブルを超えれば、これが全体にいい流れを生み、ある程度買いが入るのかなと思います。今は正直、それを待っている投資家も多そうで、高値圏付近での売りも警戒されているかと。そもそも、日本の個人は売り越しだったりしますからねw
外国人が買いやすい、投資しやすい巨大企業が買われているのもそれが反映された結果ですが、これはアメリカでも似た動きです。ナスダックの50日移動平均線以上の銘柄数、これは去年の12月から増えてませんからね。健全とは言えない相場、何か材料が必要ですが、おそらくエヌビディアになると思うので、直接投資していなくても21日の決算は忘れないようにしましょう。