7月23日火曜日、月曜の市場を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、指数は全体的に上げて終了。日経はアメリカとドル円の動きを見つつの値動き、あまり大きく上げませんが、ある程度のところでは下げ止まる展開。ただし円高に警戒。
アメリカ株はバイデン氏が出馬を取りやめた影響もあってか安心の上昇。特に半導体が上げたところから、おそらくセクターローテーションの戻しではないかと思います。そのほかのビッグテックも上げてますしね。ただし、それ以外にも今日は上げました。
ナスダックの50日移動平均線以上の銘柄数が7割越えに、これは結構な強気転換であり、小型の好調さも表します。通常あまりこの状況は続きませんが、短期間で一気に回復したので、そろそろ銘柄によっては調整も入るでしょう。コロナバブルでも同様の傾向。
今セクターローテで最も戻ったのが暗号資産関連で、次が半導体。改めて今年の主役たちに買いが戻ってます。というか、それ以外が短かった感じではありますが。
では日経はどうかといえば、やはりドル円の安定が欲しい。円高が悪いというか、スピードが結構速い印象で、海外勢も投資判断が難しく様子見っていう印象ですね。アメリカ利下げ、トランプ氏のドル高嫌い、日本の利上げなどが同時に少しずつ織り込まれているのが現状でしょうか。
さて、エヌビディアが大きく戻しましたが、まだ積極的に投資したいかというと悩ましい。エックスにてポストしましたが、いわゆるダブルボトム、次の上げからの小さい押し目を待ちたい。ここでは投資したいですね、買い増しも良し。このまま一気にストップなく上がる印象はそこまでないです。
やはり窓を開けての下落もあったので、その後の値動きに注目したい。加えて重要企業の決算もあるので、もう決算期の通常の値動きとみていいでしょう。ネットフリックスはすでに終えていますが、チャートを見るに数字以上に動かなかった、正直あまり好きじゃない動き。
全体的に言えますが、今は調整というか下げてたところが買われ、上を目指せば売られるという流れですから、あまり積極的に上で買って、上で売るのが難しい相場かもしれません。現金比率は多少高めてもいいでしょう。我慢し、次の上昇相場を待つのもアリな展開だと思います。