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日本のモノづくりに迫る危機?安全品質もそうだが他にも大切なことがある

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今回取り上げるのは、日本のモノ作り。

僕も日本人ですし、世界に品質が認められるのは非常に嬉しくなります。

しかし、それに頼っていただけでは今後かなりピンチであると。

そう思ってきました。

 

さらに、その安全性すらもピンチだというではないか。

今後日本はどうなっていくのか。

品質や安全性をうりに

日本の多くのものは、安全性や品質の良さを世界に売っています。

中国人が爆買いに来るもの、その影響であり、多少お金があると買いに来るのですよね。

僕自身、中国にも住んでいましたが、やはり日本のものを使っている人がいました。

 

値段は結構違いますよ当然。

ですがその品質の高さは認められています。

多少なりとも誇らしかったですねw

 

値段は中国、モノは日本という評価でした。

ですが、それもあと何年か。

中国の成長力はすさまじいですよね。

 

僕は深圳という場所をよく知っていますが、それも数年前の事。

最近テレビで見ると、あまりにも大きすぎる変化に驚きました。

住んでいたからこそわかる、大きな成長です。

そのスピードはものすごいですよ。

深圳の進化

僕がいたのは約10年前。

そのころは本当に田舎と言えばいいでしょうか、巨大ビルもほとんどありませんでした。

幾つかの場所で、工事こそ行われていましたが、現在のような感じは一切感じられず。

 

道もボロボロで、バスに乗るとガタガタ音が鳴っていたと思います。

それが当然であるから、誰も何も言わないしね。

支払いだって現金でしたよ。

 

それが今、現金何て知らないという人までいるではないですか。

あれ、10年前の人間は引っ越ししたのかなw

そう思うほどですよ。

 

ネットに関しても、回線が不安定だったりして、思うようにできないことも。

直ぐ近くにある香港と比較すると、本当に都会と田舎の差でした。

まさかの進化です。

安全性で勝負するも

ではいったん話を日本に戻します。

日本の武器に、安全性というのがあります。

海外でも評価されるポイント。

 

ですが、近年の日本ではそういった安全とはかけ離れた事実も出てきているわけで。

そう、不正の発覚ですね。

これに関しては、条件が厳しすぎるという意見もあります。

 

確かにそう思う事もあるが、安全性を武器にしているからね・・・。

何とも言えません。

ただ、重大な事故が起これば日本の武器の多くはなくなってしまうという事だけはわかっています。

 

なので、多少厳しくても仕方ないのかな。

それを売りにしてるからね。

世界が望むモノとの違いも?

日本は確かにいいものを作ります。

トヨタは世界中に車の利用者がいますし、自慢できる日本企業です。

ですが、こういったレベルの企業が少ない。

 

再び話を中国に戻しますが、彼らは深圳をシリコンバレーのようにしてしまいました。

多くの若者が、会社を立ち上げ、思い思いに運営しています。

インスタグラム用の360度カメラなんかは有名になりました。

 

彼らは思いついてから行動するまでが速いです。

売れると思えば、使えると思えばすぐに開発、販売していきます。

このスピードが、今の中国の成長を表しているているようにも見えますね。

 

では日本ではどうか。

ある程度成長した日本は、停滞ムードになっていると思います。

リスクを考え大きく行動せず、大きな失敗をしないようにしている。

そう考えてもイイでしょう。

 

日本は成長する中で、安全性と品質という武器を見つけました。

それを利用しているのが今ですね。

ですが、世界は変わってきているという意見も。

 

ところで、突然ですがあなたは4kテレビを持っていますか?

僕は当然、持っていませんw

お金ないし、必要性がそこまで。

 

もし、あなたが4kのテレビを持っていないなら。

それが世界の意見だという事です。

日本の品質は、世界の多くの地域では過剰という扱いがあるんです。

 

例えば、従来のテレビと同じくらいの金額なら4kも売れるでしょう。

ですが多くのテレビは、4kよりも安く、値段には差がありますね。

その金額差を考えても、4kでテレビが見たいのか?

つまり、日本で開発されても利用者が少なかった4kテレビは過剰な品質なんです。

 

これを世界で見ればどうでしょう。

あきらかに、ほとんどの地域では売れないでしょうね。

そして、当然値段で勝負する中国の企業が有利になります。

 

困ったことに、今の中国は昔と違い品質もそこそこ。

日本よりも高いとは言いませんが、ニーズには適しているんです。

これが日本企業のつらいところ。

スーパーカブを思い出すべきかも

あなたはホンダのスーパーカブをご存知でしょうか。

最強の原付とも言えますが、生産台数が1億台を突破した素晴らしい乗り物です。

これがなぜ売れたのか?

 

それはある程度の品質と値段、これがメインでしょう。

手軽に操縦でき、比較的安い値段で乗ることが出来る。

そして殴っても蹴っても、何人乗っても壊れないと言われる丈夫さ。

 

世界で最も売れている乗り物で、素晴らしい日本の発明品です。

日本でも配達なんかによく使われますが、海外では移動手段として立派に活躍。

タイとかベトナムとか、この辺りでは特に多く見かけますよね。

 

生活必需品という人も多いようです。

別に高いパーツを使っているわけでもなく、これだけのものが作れる。

これこそが日本のモノづくりですよね。

 

そして世界の需要にも応えられる。

この発明こそ、これからも必要ではないでしょうか。

これからのモノづくりは客目線で

中国の成長企業は、お客さんが必要としていることをわかっています。

お金を稼ぐという事に関しては、日本人よりも上だと住んでいて感じました。

起業スピリット高く、行動力もある。

 

そして、何よりも楽しそうにしているのが見ていての感想。

日本は暗いですよね。

 

楽しいものを提供するなら、まずは自分たちが楽しめ。

当然のことですね。

そうすることで、何が必要かがわかると思います。

 

安全や品質は当然大切。

ですが、そのレベルが本当に必要とされるところなのか。

欲しいと思うものは売れるし、過ぎた技術は売れない。

 

悲しいけど、これこそが真実です。

一部のお客さんに売るのか、多くの人に売るのか。

この考えで変わってきますね。

 

中国企業は大きく成長し、これからも大きくなるでしょう。

日本の企業はどう動き、変わっていくのか。

あえて不安と思わず、期待していきたいと思います。

ピンチはチャンスですよ。

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