8月17日ですが、現在アメリカ相場スタート前の日本時間22:15です。すでにジョルツやフィラデルフィア製造業景況感指数が発表されていますが、あまり先物は動かなかった印象。もちろん、相場始まれば全く違う世界の可能性もありますが。
ドル円は円高方向へ、金利は上値が重たい印象ですが、下げも限定的で何かを待っている印象。怖いですね、その影響か、株も思いのほか動かず、終わってみればせいぜいショートカバーレベルかなと動きになるかもしれません。
日本株は大きく下げる可能性もあった中で、結果はそれほど。一時400円ほどの下落も場中ありましたが、終わってみれば約140円安という事で、駒のようなチャート足に。下値を探す結果となれば、買われやすい局面ですが、アメリカ見るに材料待ちかなと。
来週はジャクソンホールという事で、重要な金融イベントですね。その前に介入はないとは思いますが、油断すると効果あるので、それを狙ってくる可能性には一応注意。ただどうしても後手にはなるので、準備運動しつつ、来た球は打つという感じ。
この後更新しますが、ウォッチリスト銘柄ですが、ここ最近は減らす作業で忙しい。というのも、決算などで綺麗に打ちあがった花火が、入る前にヒョロヒョロと落ちてきてしまう。買いポイントを強く下回り、支えなく下落してしまうので、弱い。買いが続かないというところです。
これはもう日米ともにみられる動き。重要な50日移動平均線以上の銘柄数ですが、S&P500とナスダックともに昨日の下げで4割を切りました。ナスダックは約35%という事で、50日で耐えている銘柄もこらえきれず、結構落ちましたね。2週間ほど前は7割程以上だったので。
ただ、その時が強かったかどうか、これは微妙な評価。一部の銘柄を除くと、既にコロナバブルの時よりも下がっている銘柄も多いという情報はありました。ディズニーなどが有名ですが、コロナショック前よりも下げました。こういう銘柄が多くなっているという話。
エヌビディアなどが限られた一部の上昇銘柄で、それらが上がりパッと見は景気強いと勘違いしていたと。ただし、彼らは今回非常に上がり、妙味は薄まりました。当然決算も厳しく見られ、多くの半導体銘柄は決算後下げました。
調整の時ですね、今はグッと我慢です。夏休み中のプロ投資家が、蓄えた現金を動かし始めるのを待つとき。この時資金が入るのは、例えば今のような下げで比較的耐えている所。その1つが好決算銘柄であり、出遅れ銘柄かもしれない。
ただ、勝率で言えば耐えた銘柄の方が高いかなと。好決算で、相場通り下げるけど、ある程度のラインで止まって、上昇を待っている。分かりやすい銘柄であればあるほど、プロも安心して投資できるでしょうしね。
アルファベットやアマゾンが、大手で言えば分かりやすいかもしれません。アップルなどは前回の高値越えてましたが、この2社はまだでした。決算もよく、評価されて上げたものの相場から連れ安、上がり切れず耐えている局面で、買いが入る可能性はありそう。
もちろん、慌てずにその資金の移動を確認してからで投資は問題ないと思います。ミネルヴィニ氏のルールだとそうですね。大きな金額はいれば、自然とチャートに現れるので。ブレイクアウトを待つ、今はそのタイミングですね。次の素晴らしい相場を待ちましょう♪