9月26日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りますが、3指数とも下落ですね。TOPIXと日経225は当然のように乖離、今日は225が大きく下げたという事で、薬品や半導体などが弱かったと理解できます。
これは前日の動きの逆であり、上がれば下がり、反対に少し売られていた銀行などが買われたという事ですね。日経も調整といえばいいのか、トレンドとしては上ではないという現状。やはり権利落ちですよね、これを意識すると、自分も今投資しようとは思えません。
もちろん、必ず大きく下げるという事は無いので、結果的にホールドしていれば正解という事も、過去何度かあります。しかし、ここでの投資はリスクの方が高いかなと。特にストップを浅く設定する場合には、簡単に売られる可能性は高いですね。
個人的には、もう今月の相場は終わっており、10月がどういった動きになるかを考えています。やはりすぐには上がる印象はなくて、トレンドが出るにしても少し時間は必要。早ければ9月終盤と書いていましたが、アメリカを見ても時間はかかりそうです。
比較すると強い日経も、現状トレンドは下。一応TOPIXも下落には入ったという事で、これが横への動きになれば悪くないと。225とマザーズも今日は下げましたが、トレンドは横なので、調整と個人的にはとらえています。
アメリカと比べると、そもそも金融緩和しているのが日本で、利上げもしていないし、株が下がってなるものかというのが本音。まぁ新ニーサを勧めているのに、大きな下落を素人に見せるのも良くないですしね。それに、選挙にも影響するでしょう。
10月からは国内手数料が無料というのも後押しでしょうが、材料出尽くし感は正直ありますね。それでも、特に配当株は下げれば買いたいでしょうから、想定よりも下がらない、そんな相場かなとも思っています。
日経225に関しては、下げているものの中期で見れば耐えています。7月の高値から保ち合い相場に変わっており、TOPIXにあったブレイクアウトを待っている状態。それには半導体の上昇が必要ですが、これはエヌビディアなどアメリカの動きも意識されますね。
TOPIXは2340円あたりで反発できれば、安心できますがどうでしょうかね。日本経済は活気を取り戻す、設備投資なども出てくるでしょうから、例え利上げが先になっても、銀行株は上がる気はしているので、仮に落ちればチャンスと思いたいですね。
中国はリスクで投資しにくい、インドも全力買いにはまだならない。投資に力を入れ始めている日本にお金が移ってくるのは当然理解できるので、そうなれば。アメリカも買いにくいですしね。短期的には権利落ちに注意、その後の動きを注視しましょう。