10月17日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウのみ上げており、S&P500とナスダックが下げですね。とはいえ、3指数ともにかなりの小動きで、調整という印象。決算前ですからね。
指数は小動きですが、50日移動平均線以上の銘柄数が増加。S&P500もナスダックも3割を回復し、ライン上で上げたり下げたりという印象ではありますが、少し回復してきている良い傾向ですね。
そんな中、指数がなぜ小動きなのか。要因は簡単で、指数に影響与える企業が良くない動きだったからですね。アップルは下げてますし、何といってもエヌビディアが4%を超える下げ。材料ありですね、中国向けの半導体に規制をかけると。
経済戦争とでも言えばいいでしょうね、対立関係は深刻化して行っていると思います。AMDなどもつられてましたが、印象としてはそれほど。やはりエヌビディアが高い位置に株価がありますし、下げのこれだけの材料だと、どうしても反応しますよね。
それらを含めての指数なので、悪くない1日だったと。売るにしても買うにしても、重要決算前で動けないというのがリアルでしょうか。
SPYやQQQは出来高やはり少ないですね、木曜金曜の下げと比較すると少なく、イベント前の調整というのがこの辺りからも感じられますね。
ここに来てやはり原油価格が上がりそうで、XLEが戻ってきてますよね。株が上がるのは悪くないですが、原油価格の上昇は遠からず生活に影響を与えるので、インフレの継続ですよね、これも少し嫌な部分。
金利も勢いは落ち着いたものの、結局は上げてますからね、全く油断できないというか、株には苦しい状況が続いています。この中での決算発表、運命の分かれ道になる可能性があります。この環境で、数字の悪い会社にお金を入れておく理由が全くないですから。
後は素直に好決算で買われるかも見たいですよね。今までは少なからず、よければ買われていたので良かったですが。他で言えば、やはりこれまで通りガイダンス、見通しの部分は厳しく見られると思います。AI関連は数字以上に評価された印象あるので、注意かも。
指数への印象は変わらず、週足で見ると上げていく感じはあります。下値がある程度しっかりしており、小動きからの上げを見せているので。ただブレイクしていく材料がないという印象で、これが指標か決算かなと思っています。リスク管理の徹底、まだボラは個別であるので、油断せず挑みましょう。